国学院大学教授・大原康男 竹島、尖閣の日を国が制定せよ(産経新聞 2月22日)枝野氏、「竹島不法占拠」言及は「国益沿わない」と、日本の立場表明を拒否(産経新聞 2月22日)今日は、竹島の日です。この日記でも、上に「竹島の日」を広く周知させるためのバナーとリンクを常に貼って、ブログ『さくら日和』さまの竹島の日プロジェクトに毎年参加していますが、2月7日の北方領土の日なんて、政府が各主要新聞に1面広告を載せて、記念式典で菅首相がロシアに抗議していましたが、北方領土と比べ、竹島と昨年の漁船衝突事件で注目された尖閣諸島に関しては、首相や外務大臣すら記念式典に参加せず抗議もせず、政府もマスメディアも無視するかのように静かなものです。領土問題において、温度差のある対応を行われては、竹島と尖閣諸島は、本当は日本の領土ではないかのような印象を我が国の国民にもまた世界にも与えかねず危険であると思っているのですが。◆上野動物園にジャイアントパンダ来園−園始まって以来の報道陣が集結(上野経済新聞 2月22日)ニュージーランドで大きな地震が発生し、留学している日本人10名以上の安否不明が知らされてからは、トップニュースで扱われなくなりましたが、昨晩から今日の昼まではテレビだけを見ていたら、パンダが飛行機に乗って到着したというだけで、国を挙げてパンダを大歓迎しているかのような報道の過熱ぶりでした。我が国の政治状況と世界情勢を知っていれば、他のニュースを差し置いてトップで10分以上流すようなものでもなく、はじめてパンダが来日した昭和じゃあるまいし、はしゃぎ過ぎって感じたのは私だけでしょうか。到着しただけでこのバカ騒ぎでは、一般公開当日にはどうなることやら。パンダなんて神戸の王子動物園だと、休日や祝日、春や秋の行楽日和の休日以外なら、並ばなくても余裕で、のんびりと見れますよ。パンダ貸与を5年延長 料金は年間4100万円 米中が合意(産経新聞 1月20日)「パンダの貸与は搾取ではない!」=英動物保護団体の非難に中国側が反論―中国紙(Record China 2月11日)中国の李克強(リー・カーチアン)副首相が1月9日から3日間の日程で訪英した際、つがいのジャイアントパンダ「甜甜」(ティエンティエン)と「陽光」(ヤングアン)を10年間の契約で英エジンバラ動物園に貸与することを約束した。2頭は今秋にも同園にお目見えする予定。英国にパンダがやって来るのは17年ぶりとなる。これに対し、英動物保護団体「ボーンフリー財団」は「中国がパンダを貸与するのは動物搾取にあたる」と非難。英国の各メディアもこれに同調し、「パンダの飼育には英国人の血税が大量に使われる。その額は年間7万ポンド(約930万円)にも上る」と批判的な報道を展開した。パンダのレンタル料は年間8000万円だそうですが、イギリスは年間レンタル料が約930万円と格安で、アメリカでも4100万円。はっきり言って足元を見られてボッタくられすぎで、イギリスの各メディアのように、「パンダの飼育には国民の血税が大量に使われる。」と、このような指摘が出て批判的に扱われないのが我が国メディアの情けないところです。