藤井官房副長官、旧自由党の15億円問題「内容は存じない」(産経新聞 2月1日)藤井裕久官房副長官は1日の衆院予算委員会で、自由党幹事長時代の平成14年の1年間で、政治資金収支報告書上、党の組織活動費約15億2千万円が藤井氏あてに支出された問題について、「その内容は存じません」と述べた。自民党の柴山昌彦氏の質問に答えた。 柴山氏が、藤井氏の署名捺印のある領収書の写しを示して「これは、あなたのものではないのか」とただすと、藤井氏は「私はそのお金を受け取っていない。従って、そういう(署名捺印した)認識はない。認識がないのだから、それが自分が書いたものかどうか、わからない」として、関与を否定した。 柴山氏は、「幹事長、会計責任者という立場にありながら、収支報告書に署名したかどうかを忘れるような方が官房副長官でいるのは許されないことだ」と批判した。【ニコニコ動画】2.1 衆議院予算委員会 柴山昌彦議員、無双!藤井氏が15億円をネコババした話は、以前から出ていまたが、産経記者ブログ『国を憂い、われとわが身を甘やかすの記』09年9月1日自民は当然ですが民主も前途多難だとみています(一部抜粋)平成17年2月2日の衆院予算委員会で、自民党の松岡利勝氏(故人)は次のように質問しています。藤井裕久議員が民主党と自由党が合併する前の自由党幹事長のとき、平成十四年に限っても、 国民の税金である政党助成金から約十五億二千万円が組織活動費として藤井氏個人に支出されております。証拠となる書類が資料として出てきたのは今回が初めてです。>私はそのお金を受け取っていない 受け取ってないということはハッキリ言いながら、 >それが自分が書いたものかどうか、わからない なぜ、署名したことに関しては曖昧になるのでしょうか。 明らかに前後で矛盾していると思います。自分の署名・捺印押された領収書と自由党の会計担当者としての書類を出されても、分からない覚えていないとしらばくれているのですから、野党は次の一手として筆跡鑑定をして事実を公表するべきではないでしょうか。政治家だから比較対象にする署名や捺印が沢山あり入手しやすいでしょう。本人の署名なら、15億もの血税をネコババしたことになりますし、本人の署名でないのなら、有印私文書偽造となり、それはそれで大問題です。この金が小沢の懐に入ったという話も何度も出てきていますし、小沢と合わせて証人喚問も要求するべきでしょう。それにしても、このニュースがまたっく取り上げられないのは疑問です。◆枝野氏「今後は献金断る」 革マル影響下労組から(産経新聞 2月1日)枝野幸男官房長官が、日本革命的共産主義者同盟革命的マルクス主義派(革マル派)の影響下にあるとされる労働組合から過去に献金を受けていた問題について、枝野氏は1日の衆院予算委員会で「今後は『李下に冠を正さず』ということもあり、献金などは断らせていただく」と述べた。自民党の柴山昌彦氏の質問に答えた。 問題の労組は、全日本鉄道労働組合総連合会(JR総連)と東日本旅客鉄道労働組合(JR東労組)で、平成8年以降、断続的に計約800万円を枝野氏側に献金していたとされる。枝野氏は両労組との関係について「連合加盟の各産別との付き合いの範囲内で、それ以上でもそれ以下でもない」と釈明した。 政府は昨年5月、「(両労組には)影響力を行使しうる立場に革マル派活動家が相当浸透している」との答弁書を閣議決定している。自民党議員なら、問題のある人物や団体からの献金が発覚した場合は、相手に全額を返金するのですが、民主党の議員の場合は、これまでの献金はしっかり懐に入れつつ、「今後は受け取りません。」ですから、政治とカネに五月蝿くクリーンを強調するわりに、金に意地汚く執着しているのは民主党議員のほうではないでしょうか。