『痛いニュース』2011年1月1日森永卓郎「日本は軍備撤廃を。中国に侵略され滅んでも、教科書に『昔、日本という心の美しい民族がいた』と書かれればそれでいい」海外に目を向ければ、「中国バブルの破たんに加え、中国の海軍増強も怖いですね」と勝間氏は述べた。すると森永氏は、以下のように持論を展開した。「私は日本丸腰戦略というのを提唱しています。軍事力をすべて破棄して、非暴力主義を貫くんです。仮に日本が中国に侵略されて国がなくなっても、後世の教科書に『昔、日本という心の美しい民族がいました』と書かれればそれはそれでいいんじゃないかと」。探偵ファイル 2011年1月1日森永卓郎、日本解体宣言?「侵略され滅んでもいい」こうした主張は、護憲論者の間では一般的なのかもしれない。かつて、反戦をテーマにした市民団体の集会を取材したことがある。会合に出席していた一人の主張が、森永氏とほぼ同じだった。戦争になり、国家が軍事兵器を所持して他国を攻撃するよりは、無抵抗で侵略されて殺された方がマシだという。それを聞いていた人々の誰もが、頷きながらその主張に同意していたことに驚かされた。しかし、このような見解を受け入れることのできる人々は、世間にどれだけ存在するのだろうか。7年前に放送された『TVタックル』でも森永氏は、「日本は憲法9条という 非常に美しい条文を守ってきたんですよ、 仮に、仮にですよとんでもない奴が攻めてきたら、 憲法9条守ってみんな黙って殺されちゃえばいい。 で、過去にそんな良い民族が居たって 思われれば良いじゃないですか。」と言っていて周囲を驚かせていませたが、まだ、こんな考え方を続けているんですね。ちなみに、この発言には続きがあって、他人に9条を受け入れ抵抗せずに死ねと主張しながら、そんな自分はというと、「戦争になったらアメリカに逃げる」と卑怯ぶりを露呈させていました。仮に、森永氏や護憲派が言うようなことが起こり、無抵抗のまま日本人が全滅したとしましょう。他の国には、先進国でも無抵抗をつらぬけば、簡単に全滅するという悪い見本とされて、やっぱり軍備は必要だと再認識することでしょう。過去の日記でも書きましたが、2007年05月03日(木) 9条守ってみんなで死のう! 9条を守って滅びましょうと、他人に対しても“死”を強要する点では、森永氏らが批判や毛嫌いするような、お国のために死んでくれと強要した軍国主義や国家主義者と変わらないと思います。オマケ:マンガ『無防備マン』のパロディ