菅首相、辺野古が「ベター」=沖縄知事は不快感―会談進展なし・普天間移設(時事通信 12月17日)菅直人首相は17日午後、沖縄県入りし、県庁で仲井真弘多知事と会談した。首相は、米軍普天間飛行場(同県宜野湾市)を同県名護市辺野古に移設する日米合意に関し、「ベスト(最良)ではないかもしれないが、実現可能性を含めて考えたときベターな(より良い)選択肢ではないか」と述べ、履行を図る政府方針に理解を求めた。この発言について、仲井真氏は終了後、記者団に「ベターというのは(首相の)勘違いだ。県内(移設)はノーだ。バッドの世界だ」と強い不快感を表明。会談は、進展なく終わった。 会談は、最初に仲井真氏が、続いて首相がそれぞれ発言する形で公開で行われた。席上、仲井真氏は「県外が私の(知事選)公約だ。政府も真正面から受け止め、県民の思いを実現できるようお願いしたい」と述べ、合意は受け入れられないと伝えた。 これに対し、首相は、鳩山由紀夫前首相が県外移設を唱えながら断念したことに触れ「県外移設を実現できず日米合意を結ぶことになったことを大変申し訳なく思う」と陳謝。その上で、辺野古への移設を「ベターな選択肢」とした。また、首相は、2011年度から段階的に導入する使途が制限されない地方への一括交付金について「沖縄は別枠で考えている。ある程度の規模のものを用意したい」と述べ、優遇する意向を伝えた。自民党政権時代は、県民を説得し辺野古移設に尽力を注いでいた仲井真氏の努力を壊したのは、誰のせいだと思っているんでしょうか。政治的に軍事的に賢明な判断かどうかは別にして、仲井真氏は今の県民の要求に沿った公約を守ろうとしてるだけです。仲井真氏は辺野古移設の可能性は絶対にないとは言っていません。国外、最低でも県外移設を自分たちなら出来ると豪語し期待させ選挙に勝ち、やれテニアンだ、やれ鹿児島だ、腹案があると沖縄県民を煽った挙句、やっぱり出来ませんでしたと、嘘を言ったことと県民の期待に応えられなかったことに対して、民主党が誠意ある対応をしてないことに不快感を示しているのです。それを理解できずに、混乱を招いた原因を作った前首相の鳩山は、謝罪を含め誠意ある対応を一度も示しいませんし、仙谷官房長官に至っては、菅首相の沖縄訪問直前に、沖縄県民は辺野古移設を甘んじて受け入れろと、県民や知事の神経を逆なでさせる発言をする始末。まず沖縄県民に対して、「私たちは本当に無知でした、ご期待に添えずごめんなさい」と、混乱を招いた鳩山を引き連れて沖縄県民との対話集会を開いて、鳩山以下一同の土下座で、怒りを真正面から受け止め心を解きほぐすべきではないでしょうか。仲井真氏も県民の世論が変わらないと次の動きがとれないのですから、仲井真氏にだけ話しても話は進まないでしょう。◆「民主の友愛が壊れ始めている」鳩山氏引退撤回(読売新聞 12月18日)民主党の鳩山前首相は18日、北海道苫小牧市で開いた自らの後援会の会合で、「国益に資する政治を行うために、皆様方のご期待をもらえるなら次の衆院選で行動をともにさせてほしい」と述べ、6月の首相辞任時の引退表明を撤回し、次期衆院選に出馬する考えを正式に表明した。 ただ、方針撤回は「言葉が軽い」として党内外の批判を集める可能性がある。 18日の会合で鳩山氏は、「民主党の友愛の体質が壊れ始めている」と述べ、議員活動を続けることにより党の立て直しを目指す考えを強調した。「民主党を政権交代をできる政党に高めることができたのは、小沢一郎元代表と合流して民由合併(民主党と自由党の合併)をなしえたから」とも語り、今後も小沢氏と連携する意向を示した。 鳩山氏は首相辞任を表明した6月2日に、首相官邸で記者団に「次の衆院選には出馬しない。首相たる者、その影響力をその後、行使し過ぎてはいけない」と語っていた。鳩山前首相、これが引退宣言撤回の発言だ (1/3ページ)(産経新聞 12月18日)菅首相が鳩山の尻拭いで沖縄に行って叩かれている最中に、諸悪の根源は、支持者の前で引退撤回しているという空気の読めなさ。引退撤回の全文を読むと、なぜ自分が首相を辞めるに至ったのか、なぜ今の民主党の支持率が急落しているのか、党内が分裂し混乱しているのか、その理由をまったく理解できてないようで、民主党を生み出した第一人者が、恥知らずで無責任の大嘘つき者だから、そりゃ、後に続く連中も、無責任で大嘘つきな恥知らずしか集まらないわけです。当選するも落選するも有権者の判断次第です。落選する確率の方が高いとは思いますが、今の鳩山なら落選した時用の保険で比例に登録しそうですね。鳩山由紀夫に捧げる歌。たまの「いなくていい人」ねえ誰でもいいからぼくの嘘をまじめに聞いてくれないかぼくのお仕事は いなくていいひとという歌詞がピッタリなので。