仙谷氏、閣僚の失言続出に「野党の無通告質問が原因」と責任転嫁(産経新聞 11月19日)仙谷由人官房長官は19日午前の記者会見で、菅直人内閣の閣僚が国会で問題発言を連発している原因について「(野党側から)細かいところの無通告質問が多く的確に答えるのは難しい。大臣が守備範囲外のところまで聞かれても、森羅万象、すべての資料を用意したり頭に入ったりはしていない」と釈明した。失言のフォローにすらなっていません。>細かいところの無通告質問が多く的確に答えるのは難しい。無通告質問を生み出したのは、ほかならぬ野党時代の民主党の要求からの流れで、自分達が与党になって、それに苦しめられているだけ。>大臣が守備範囲外のところまで聞かれても、昨日の予算委員会の蓮舫氏なんて守備範囲のこと聞かれても、ぜんぜん答えられていませんでした。仕訳担当しているのに、野党から仕訳についての質問の意味すら理解出来ていなかったし。柳田法相は大臣の職務そのものが全く守備範囲外だと認めてるし。◆「破れかぶれ解散」の可能性も=小沢氏が見通し(時事通信 11月19日)民主党の小沢一郎元代表は18日夜に開いた自身を支持する新人議員グループの会合で「破れかぶれ解散の可能性がある」と述べ、政権運営に行き詰まった菅直人首相が早期の衆院解散に踏み切ることもあり得るとの見方を示した。出席者が明らかにした。 小沢氏は菅政権を取り巻く状況について「厳しい」と指摘。「今解散すれば、(新人議員は)一人も残れない」などと語ったという。解散なんてあり得るのでしょうか。民主党の議員なんて、支持率が下がろうが、マニフェストを反故して批判を受けようが、「それが何か?」って感じに気にも留めず、政権の座に居たいというだけの恥知らずな連中だけだし。まあ、一番解散が困るのは昨年の民主バブルで当選してきた小沢チルドレンな新人議員なのは間違いないでしょう。小泉チルドレンは即戦力なった方々もいましたが、小沢チルドレンはゼロですから。こけたり転落したりで目立つぐらいで。そういえば、小泉元首相は小泉チルドレンに対して、「政治家なんて使い捨てだ」と言いきっていました。確かに、生き残りたいなら、自分で有権者からの信用を得るよう自力で努力するしかありません。実際、昨年の民主バブルの余波で落選した小泉チルドレンでも、先の参院選ではきちっと復活していますから。それを考えると、小沢チルドレンで次の選挙でも当選できそうなのは一人も思い浮かびませんね。ところで、また小沢が水面下で動き出していますが、菅首相辞任後に再び代表選に名乗り出るつもりなのでしょうか。鳩山政権でも大臣の失言は多かったのですが、菅政権に比べ、ほとんどメディアで取り上げられなかったところをみると、メディアなどによる「やっぱり民主党は小沢さんじゃなきゃダメだ」という土台作りに見えなくもないし。