民主・細野氏「党綱領策定急ぐ」 代表選後にと民放番組で(共同通信 9月12日)民主党の細野豪志幹事長代理は12日、フジテレビの番組で「政権与党でありながら、綱領がないのは問題だ。代表選後に綱領づくりをすぐやりたい」との考えを示した。 同時に「代表選で菅直人首相と小沢一郎前幹事長のどちらが勝っても、策定論議に入ってもらい、若手も力を注いで、これが民主党というものをつくりたい」と強調した。 菅首相も10日に綱領制定に前向きな意向を表明している。---------------------------------------------------------------------政権を担って1年も経過するのに、綱領がないことに驚かされました。まあ、これまでの無策ぶりや、議員も話すことがそれぞれ違うし、代表選で正反対の主張をして争っているのを見せつけられると、党として一本の軸がないからバラバラでブレまくっているのかと納得もしますが。◆ 先日、友人から究極の選択を迫られました。その内容はというと、ルーピー(日本語に訳すとキ○ガイ)が総理を辞任し、最低が総理に就任し、3ヶ月経って、今度は、最悪が俺に総理をやらせろと出てきて、最低と最悪が戦いを広げていますが、もっとも低いと書く「最低」と、もっとも悪いと書く「最悪」のどちらかを絶対に選べと言われれば、最低と最悪のどちらを選ぶかという内容でした。どっちも嫌という答えは無しなので、どちらもダメなことには変わりありませんが考えてみました。最悪は「最」の字を排除しても悪のままです。しかも、この「最悪」は、内閣法制局を廃止すると言っていますし、これまでの政治家人生の強引な手法から見ても暴走する危険が考えられます。また、30兆の財源があるなんて根拠示さず主張しているのも、20兆の埋蔵金があると言っていたルーピーと一緒です。20兆の埋蔵金にしろ30兆の財源にしろ、それがあるのなら、ルーピーの時に子供手当を減額するなど、マニフェストが中途半端になって行き詰ってないだろうと思うわけで、財政出動も行き詰りそうです。一方の最低は「最」の字を排除すると、最も低いから、ただの低いに変わり、ほんのちょっとだけ上昇します。バラマキは無理と軌道修正するあたり、少しばかり現実が見えている部分も感じられます。だから、最低の方が、ブレーンさえしっかりすれば、まだ上昇できる可能性があると強引な理屈をつけ自分を納得させ、イヤイヤながら、まだ上昇できる可能性のある最低を選びました。明日の代表選挙、最低と最悪のどちらが勝って次の総理になるのでしょうか。どちらが勝つかは分かりませんが、どちらが勝っても大差ではなく僅差で勝利しそうな予感がしています。