鳩山前首相と平野前官房長官は選挙中、大阪市内で会談した際、 民主党の支持率が失速していることを受けて、 「こんなことになるのならば、我々が辞める必要なかった」と慰めあったという。 −読売新聞7月13日朝刊 1面−辞めてなかったら、もっと酷い状況だったことでしょう。こんなことが言えるということは、鳩山前首相は負けた理由の中に自分の影響も大きいということが分かっていなのでしょうね。ホント、ルーピーです。◆【菅ぶら下がり】消費税発言「小沢さんにもおわび」(14日) (2/3ページ)(産経新聞 7月14日)菅直人首相は14日、民主党の小沢一郎前幹事長と近く会談し、「私の消費税発言で重い選挙になったとおわびしたい」と述べた。首相官邸で記者団の質問に答えた。 【小沢前幹事長と挙党態勢】 −−昨日、小沢前幹事長との会談を調整していると言っていたが、日程は決まったのか。選挙前、小沢前幹事長に対して「しばらくは静かにしていただいた方が」と言っていた。その思いは変わらないまま、挙党一致態勢を築く必要がある現局面では協力を求めるつもりか 「代表経験者の鳩山(由紀夫前首相)さん、岡田(克也外相)さん、前原(誠司国土交通相)さんにはお会いをし、今、小沢さんにもお目にかかりたいということで、事務方に調整をしてもらっていると、そういう状況です」 −−どういった話をする予定か。協力を求められる以前に「しばらくは静かにしていただいた方が」と言っていたのに、協力を求めるのか 「今までお会いした鳩山さんはじめ、代表経験者の皆さんにもまず、この選挙の結果について、私の消費税に関する発言などで大変、重い選挙になったということについて、おわびを含めた報告をし、そういった中でこれからもしっかりやってきたいということを申し上げ、それぞれの皆さんからいろんなご意見をいただきました。小沢さんにお会いできれば、他の代表経験者と同じような形で、選挙についての、報告というか、消費税については同じような形で申し上げたいと、こう思っています」---------------------------------------------------------------------小沢にお詫びしたいって、民主党は小沢一人のために政治をやっているのかと言いたくなります。謝罪する相手が違うのではないでしょうか。国民か、または先の選挙で民主党に期待して投票してくれた支持者が先だと思うのですが。衆院選のマニフェストで子供手当月額2万6千円と主張していましたが、予定の満額が払えなくなって1万3千円になってしまったことや、高速道路も完全無料化できなかったことなど、達成できなかったマニフェストについて謝罪すべきではないでしょうか。誰1人としてマニフェスト達成できないこと詫びてないところをみると、民主党の議員は、自分達の身内には責任を感じていても、 投票してくれた人や国民には責任を感じていないのでしょう。だいたい、鳩山内閣の支持率が下がったのは、小沢の政治と金の問題もあったからで、国民の多くも小沢に明確に「NO」をつきつけたのにもかかわらず、総理大臣が幹部でもなんでもない一議員になった小沢に謝罪をするなんて、 やっぱり小沢が最高権力者ですと表明しているのと同じです。脱小沢は何処へ行ったのでしょう。ホント、民主党はやることや言うことにいちいち筋が通っていません。◆小沢氏「不起訴不当」…07年分で検察審査会(読売新聞 7月15日)小沢一郎・前民主党幹事長(68)の資金管理団体「陸山会」の政治資金規正法違反事件で、東京第1検察審査会は、同会の2007年分の政治資金収支報告書の虚偽記入を巡り、東京地検特捜部が不起訴(嫌疑不十分)とした小沢氏について「不起訴不当」とする議決をした。 議決は8日付。 同会の04、05年分の同法違反容疑を巡っては、東京第5検察審査会が小沢氏を「起訴相当」と議決したが、特捜部が再び不起訴としたため、第2段階の審査に入っている。 特捜部は07年分の容疑について再捜査を行うが、再度不起訴とすれば、小沢氏の不起訴が確定する。「決戦9月代表選」 小沢氏擁立論も 両院議員総会30日開催へ(産経新聞 7月15日)---------------------------------------------------------------------民主党もマスメディアも小沢外しでクリーンです。なんて連呼しておきながら、菅首相の支持率低下で、どうして小沢待望論が出るのか疑問です。