仙谷官房長官が閣僚名簿を発表(産経新聞 6月8日)仙谷官房長官、菅内閣は「清新・仕事大好き内閣」(ロイター 6月8日)内閣の布陣について、仙谷新官房長官は「清新にしてプロフェッショナル、クリーンかつガバナンスのきいた政府を作りたいとの思いで(首相が)選任された」と述べ、「若さと清新さ、仕事大好き内閣」と評した。---------------------------------------------------------------------11人が留任では清新さなんてないと思いますし、仕事大好き内閣って、国家・国民のため仕事して当たり前なんじゃないでしょうか。◆「脱小沢」カラー鮮明に 「七奉行」全員を要職(産経新聞 6月8日)菅直人新首相は8日の組閣で、「政治とカネ」の問題で有権者の民主党離れの主因となった小沢一郎前幹事長に批判的な議員を重用することで「脱小沢」の色彩を鮮明にした。ともに政治資金問題を抱えていた小沢氏と鳩山由紀夫首相の退任で民主党への支持率は急回復しており、7月の参院選に向け政権のイメージを一新させる構えだ。 菅氏は内閣の要となる官房長官に仙谷由人氏を据え、財務相に野田佳彦財務副大臣、公務員制度改革担当相に玄葉光一郎政調会長を充てる。再任される岡田克也外相、前原誠司国土交通相に加え、党側の枝野幸男幹事長、樽床伸二国対委員長と合わせ、小沢一郎氏に距離を置いてきた「七奉行」全員を要職に就けることで、小沢色の一掃を印象づける。小沢氏の国会招致に慎重=「政治的けじめ付けた」―枝野幹事長(時事通信 6月7日)民主党の枝野幸男幹事長は7日夜、党本部で就任に当たり記者会見し、野党が「政治とカネ」の問題を抱える小沢一郎前幹事長の国会招致を求めていることに関し「(幹事長辞任により)一定の政治的なけじめを付けた。今までと劇的に状況が違っている」と述べ、慎重に対応する考えを明らかにした。その上で「本人の希望がベースになる」として、小沢氏の意向も踏まえ判断する考えを示した。 枝野氏は党運営に関し、「政治、民主党への信頼を回復しなければならない。意思決定プロセス、党運営の情報公開を進める」と強調。【菅首相会見速報】普天間調整は官房長官軸に 「小沢氏はけじめつけた」(産経新聞 6月8日)「政治とカネ」をめぐる小沢一郎前幹事長の問題について、「政治の場で幹事長を辞任した。一定のけじめではある」とする一方、「どういったことが国会や他の場面で必要になるかは、幹事長を中心にしっかりと他党の主張も聞きながら判断していきたい」と述べた。--------------------------------------------------------------------->「(幹事長辞任により)一定の政治的なけじめを付けた。今までと劇的に状況が違っている」辞任で“けじめ”をつけたことになるのでしょうか。民主党の中では、問題のあった首相や幹事長が辞任したことで支持率が上がったので、それだけで問題は解決して、みそぎは終わった国民からの許しを得たという勘違いした雰囲気になっています。民主党の新閣僚や大臣や議員たちは会見やテレビ出演などで、やたらに脱小沢になる、クリーンな民主党になることを強調していますが、本当に国民にそう実感してもらいたいのなら、 尚のこと証人喚問に応じて、これまでと違うところを見せるべきだと思いますが、こういう指摘がマスメディアからは出てきません。それに脱小沢にしろ反小沢にしろ、これまでの彼らの主張は、「もっと国民に向かって説明をされてはいかがか」だとか辞任を求めた発言も、支持率が下がって党全体に迷惑がかかるから辞任したほうがと選挙の影響を考えた上での発言をしていただけで、それだけで小沢と距離を置くとされてメディアで扱われていたのが疑問です。小沢の政治とカネの問題は、多くの人が納得できない弁明をしただけで強制終了した形になったままですから、そんな状況においての辞任は、一先ず目立たぬ場所に移動してもらったという党ぐるみで小沢を庇ってるだけに見えてしまい、これでは“脱小沢”じゃなくて“隠小沢”です。そんな状況の今、しょせんは同じ穴のムジナなのに小沢から距離を置いた風に取り繕えば、それだけでクリーンな印象を与えたようになり、支持率が上がるのですから、民主党や小沢は笑いが止まらないでしょうね。口蹄疫、普天間、景気低迷など鳩山政権から引き継がれた問題は山積みのままなのに、(特に拉致問題なんて民主党ではすっかり忘れ去られたような感じです。)テレビは、祝・菅新内閣誕生!クリーンな民主党!脱小沢!ばかりで辟易します。