鳩山首相、北教組の不正資金提供は「特殊なケース」(産経新聞 3月4日)鳩山由紀夫首相は4日夜、首相官邸で記者団に対し、北海道教職員組合(北教組)幹部らによる政治資金規正法違反事件について、「これは極めて特殊なケースだ」としたうえで、「(他の)地域において調査をする必要性はない」との認識を示した。--------------------------------------------------------------------->「(他の)地域において調査をする必要性はない」教職員組合の選挙への関与を調査しだすと、首が危なくなる議員がいっぱい存在してるのでしょう。北教組の不正資金事件が明るみになったとたんに、急に大人しくなってる輿石東議員とかが。ただ、人間の心理として「見るな」と言われると見たくなるように、ダチョウ倶楽部の上島さんが「押すなよ!絶対に押すなよ!」と言うと、つい背中を押したくなるように、調べるなと言われると、余計に調べたく欲求に駆られるよね。◆小林議員の辞職時期検討 民主執行部、北教組事件で(共同通信 3月5日)北海道教職員組合の不正資金提供事件で関係者が逮捕された民主党の小林千代美衆院議員(41)=北海道5区=について、党執行部が議員辞職は不可避との判断を強め、辞職時期の検討に入ったことが4日分かった。鳩山由紀夫首相の政権運営や夏の参院選への影響を懸念したためとみられる。 小沢一郎幹事長も同日、周辺に対し小林氏の辞職を前提に、補欠選挙のタイミングを見極める考えを示したという。 小林氏は4日夕、小沢氏と国会内で会い、事件に関し「お騒がせして申し訳なかった」と陳謝。小沢氏は「これからどういう結論になるか分からないが、党北海道連とよく相談し、しっかり対応してほしい」と述べた。公選法の規定では、仮に小林氏が3月15日までに辞職した場合、4月25日に補選が実施される。「政治とカネ」の問題で逆風が吹く中、議席を維持したい民主党内では4月の補選は避けたいとのムードが強い。このため小林氏の意向を確認しながら、辞職時期について慎重に検討を進めている。民主・小林議員辞職へ 北教組事件で(中日新聞 3月5日)公職選挙法の規定では、小林氏が15日までに辞職すれば、補欠選挙が4月25日に行われる。16日から6月16日の通常国会閉会日までに辞職した場合は、補選は夏の参院選と同時になる。 党内には、鳩山由紀夫首相や小沢一郎幹事長の「政治とカネ」の問題への風当たりも強いことから、4月の補選は避けたい空気が強い。このため執行部は16日以降の辞職を念頭に、小林氏との調整を進めるとみられる。ブログ『ぼやきくっくり』さまより「アンカー」前原大臣処分の深層と小沢幹事長の焦り ■3/3放送「アンカー」青山繁晴の“ニュースDEズバリ”(小林議員について)操り人形みたいに自分の意志がないように見える。それともうひとつ、これはあまりにもこの政権にとって良くないなと思うのは、もうミエミエなことがあって、要するに今、議員辞職したら、4月に補選やらなきゃいけないと。そうすると、今の状況だときっと補選で負けるだろうから、これ3月16日以降に辞職したら、補選は夏の参議院選と一緒になる。それを狙ってるというのがあまりにもバレバレ。 ---------------------------------------------------------------------3月16日以降に辞職させ、「民主党は自浄能力がありますよ」というパフォーマンスに利用されるのでしょうが、北教組事件の前から選挙幹部逮捕による連座制で失職が確実と言われていたなかで、辞める時期まで党利党略の選挙時期の駆け引きの道具に使うとか、民主党はどれだけ国民を舐めてるんでしょうか。小林議員の辞職が決定したら、「小林議員は辞職させられるのに、 秘書が三人も逮捕された幹事長の小沢は何で辞職しないの? 自身が逮捕された石川議員は辞職しないの? 巨額脱税した鳩山首相は辞職しないの?」と、この対応の違いに、ほとんどの国民も理解できず納得できないと思われますが、もっとも、この対応に納得できないのは、脱税総理に秘書が政治資金規正法違反の幹事長が辞めなくて、逮捕された石川議員は離党だったのに、「自分には辞めろ」と言われてる小林議員自身ではないでしょうか。