COP15、日本は途上国支援に1兆7500億円拠出へ(朝日新聞 12月17日)ぽっぽっぽ鳩ぽっぽが金が欲しいかそらやるぞとばかりに、途上国の環境対策支援の約束を次々に宣言しちゃってますが、国内でもマニフェストで約束した「ばら撒き政策」のいくつかは、出し渋るようになってきたのに、途上国支援はちゃんと実行できるんでしょうかね。まあ、日本に厳しく外国へ優しくの友愛精神で実行するのかもしれませんが。◆税率や所得制限、実際は陳情なし 「国民からの要望」に疑義民主党の小沢一郎幹事長が2010年度予算編成に向けて鳩山由紀夫首相へ提出した「重点要望」のうち、目玉項目となったガソリン税の暫定税率維持や子ども手当への所得制限導入について、実際には各種団体や自治体からの陳情、要望はなかったとみられることが17日、分かった。複数の党関係者が明らかにした。 財源確保策として小沢氏ら党の独自判断で明記したとみられ、小沢氏が「全国民からの要望」としたことに疑義が生じた格好。鳩山政権は「政策決定の内閣への一元化」を掲げているが、与党が陳情集約だけでなく、政策判断にまで踏み込んだ構図があらためて鮮明になったといえる。(共同通信 12月18日)------------------------------(引用終了)----------------------------だいたい2800件もの陳情を小沢1人で、こんな短期間でじっくりと精査し仕分けできるはずも無く、ほとんどが、小沢の独断で政策決定しているのは明らかですよね。ドキュメント・鳩山予算:小沢幹事長が「くさび」 自民の牙城に狙い2010年度予算編成に向けた重点要望を通じ、民主党が業界団体に「自民離れ」を迫っている。来夏の参院選比例代表で、自民党から候補者を擁立する全国土地改良政治連盟に対し、民主党が重点要望で出した答えは、土地改良予算の縮減方針。自民党と支持団体をとりもつ予算に徹底的にメスを入れ、自民を干上がらせる−−予算編成の裏側で、民主党の小沢一郎幹事長が主導する「選挙活動」が着々と進んでいる。 「自民党から出ると大変だぞ。いいのか」−−元農水省幹部が土改政を通じ、自民党公認で出馬すると知った赤松広隆農相は、井出道雄農水事務次官を呼び、翻意させるよう促した。民主党選対委員長を務めた赤松氏は、選挙にかける小沢氏のこだわりを知り抜いている。 「説得できません」と渋る井出氏に対し、赤松氏は「おれは知らないぞ」と告げた。 赤松氏の懸念は16日、政府に示された民主党の重点要望で現実となる。土地改良予算は概算要求額の4889億円を半減。代わりに先の衆院選で民主党マニフェスト(政権公約)でうたった戸別所得補償制度の財源とする方針が明記された。農水省幹部は「自民党からの出馬への当てつけだ」ともらす。 土地改良予算の縮減には、もう一つの理由がある。全国土地改良事業団体連合会の会長を務めるのは、自民党幹事長などを歴任した野中広務氏。土改連の理事には同党の森喜朗元首相や青木幹雄前参院議員会長らが並ぶ。そんな自民党の牙城の一つに、小沢氏は容赦なく、くさびを打ち込んだのだ。 予算編成での小沢氏の思惑を感じ取り、首長や地方議員も一斉に民主党へとなびいている。17日、国会内。小沢氏と面会した大阪府の橋下徹知事は「お忙しい中、本当にすみません」と深々と頭を下げた。小沢氏が「とんでもない。そのうち大阪にお伺いしたいと思ってまして」と言うと、途端に橋下氏の表情が硬くなった。 橋下氏は08年1月、自民、公明両党の支持を受け、民主党などが推薦した候補を破って初当選。しかし会談後、橋下氏は記者団に対し、小沢氏について「すごいとしか言いようがない。もう日本を動かしているって感じですもんね」と持ち上げた。陳情窓口を党幹事長室に一本化した民主党の取り組みについても「すっきりして分かりやすい」と評価してみせた。 地方からの陳情に応じる民主党には、11年の統一地方選で首長・議員を増やし、「地方への影響力を強める」(党幹部)狙いがある。伴野豊副幹事長は17日、国会内で全国町村議長会の野村弘会長らと会い、地方議員年金存続問題で意見交換した。 同席した自民系町議は会談後、こうもらした。「政権交代した以上、もう民主党に頼らざるを得ない」(毎日新聞 12月18日)--------------------------------(引用終了)---------------------------政権運営は下手くそなのに、こういうのだけは抜け目が無いですね。小沢がやってることは、結局自民の利権を民主に移そうとしてるだけで、 マスメディアが散々叩いた利益誘導・政治と業界の癒着の構図まんまなのに、民主党がやると批判すらされず、一部テレビ番組だと称賛するんだから、ホント気持ち悪い。