新型インフル「本格的な流行」…厚労相舛添厚生労働相は19日、感染の拡大が続き、死者が相次ぐ新型インフルエンザについて、緊急の記者会見を開き、「本格的な流行が既に始まったと考えていい」と語り、秋以降に懸念される大流行に備えた感染予防の徹底を呼びかけた。 国立感染症研究所のまとめによると、3〜9日に全国約5000医療機関から報告されたインフルエンザ患者数は1医療機関あたり平均0・99人と、流行入りの指標となる「1医療機関あたり1人」に迫る勢い。ほとんどが新型インフルエンザ患者とみられ、学校の夏休みが明けると、感染者が急増する可能性が高い。 舛添厚労相は「ここまで拡大することは予想していなかった」と述べたうえで、今春の発生時に比べて国民の関心が低下したとの懸念を表明。「見えないリスク、新しいウイルスへの警戒を解いてはいけない」と訴えた。国民に対し、症状が出た場合のマスク着用など、感染拡大防止への協力も求めた。 重症患者や死亡者が増えると、医療機関の混乱も予想されるため、重症例の症例集を作り医療機関に配布することを明らかにした。感染予防に効果が期待されるワクチンについては、5300万人分を準備する意向を改めて強調。優先接種の対象者を早急に検討する方針を示した。 (産経新聞 8月19日14時17分)-------------------------------(引用終了)---------------------------->今春の発生時に比べて国民の関心が低下したとの懸念を表明。春に日本でも感染者が出てからは、大騒ぎするメディアと、もう一方では「日本は過剰反応して騒ぎすぎ」なんて国の対策やメディアの加熱報道やそれに左右される国民を小馬鹿にした感じで伝えるメディアもありましたが、国民は過剰反応していたほうが、いろいろと気をつけるので感染の拡大を防げていたのではないかとも思います。どちらかと言えば、メディアの過熱報道とそれとはうって変わっての潮を引いたような収束のほうが、もう新型は収束したんだと勘違いさせ、国民にヘンな安心感や気抜けを与えてしまい、感染者を増やす一因になってしまったのではないでしょうか。本来であれば、メディアは春の時から過熱報道するのではなく、冷静に報道し、常に「外出には消毒アルコールの携帯・帰宅後は手洗い・うがい」と季節性インフルエンザと同じ対策を徹底して呼びかけているべきだったのではないでしょうか。さて、季節性インフルエンザと同じ対策をとっていれば、これから先も少しは予防できると思いますが、来月には1週間ほど入院することもあり、感染した人も訪れる病院に行くことの方が、なんだか感染する危険性が高い気もしてしまいます。あと、10月11日に行われるPerfumeの大阪城コンサートも、せっかくチケットを入手したのに、感染者の増加で中止とか、中止にならなくても、私の場合は、心臓の悪いこともあって、観に行くことを泣く泣く断念せざるを得なくなるかもしれませんね。そうならないことを祈りたいものです。