小沢代表辞意:【会見詳報1】政権交代の実現に向け、この身をなげうつ小沢代表辞意:【会見詳報2】民主党による新しい政権が私の最終目標小沢代表辞意:【会見詳報3】連休中、熟慮を重ねた 補正後に代表選を<小沢代表辞意>【会見詳報4】私自身が去ることで挙党一致で戦う態勢に小沢代表辞意:【会見詳報5】辞めていく者が次の人を論ずべきでない小沢代表辞意:【会見詳報6止】なぜ議員辞職しなければならないんですか補正13日衆院通過は変わらず=党首討論は取りやめ−自民・大島氏辞任しないままで総選挙へ挑むと思っていたので、急な辞任に驚いているわけですが、先月に3度も党首討論を拒否しておきながら、小沢氏から持ちかけた13日の党首討論を前に辞任をしたのであれば、党首討論が本当は嫌で逃げたと思われても仕方ありません。本当は、秘書が逮捕されたときに辞任すべきだったのではないでしょうか。小沢氏の秘書が逮捕された頃は、麻生首相や自民党の支持率は、小沢氏や民主党の支持率よりも下だったのですから、潔く辞任を決断していれば、ここまで麻生政権が息を吹き返すこともなかったでしょう。まあ、いまさら何を言っても後の祭りですが、やはり、政権交代と総理になれるチャンスを手放したくないばかりに欲に目がくらんだのと、たぶん、いつもマスメディアが擁護してくれるので、今回も批判の声は高まらないと判断を見誤ったのでしょう。ところが、国民は西松建設の捜査に疑問を持ちつつも、小沢氏の説明にも納得できず、そのことが、小沢氏の支持率低下と辞任の声が強まった要因になりました。そして、唐突に辞任を決断したわけですが、その理由も、「西松問題で辞任」なら、まだダメージが少ない辞め方に思えますが、秘書が逮捕されたことへの責任ではなく、小沢氏の辞めると決断した理由は、メディアの世論調査の報道で、党内での自分への風当たりが強まり党内不一致になっており、「この状態では総選挙に勝てないから辞任」という理由です。しかし、党内がまとまらなかったのも、やましいことが無いと自らで言いながら潔白を説明することはせず、説明不十分で世論を納得させられなかった自分の能力不足の結果によって撒いた種のほかなりません。それにもかかわらず、自分が辞めなきゃいけないのはメディアに責任があると言いたげな会見では、いくら世論の辞任の声に応じたとはいえ、納得できないと反感を持った人も多いのではないでしょうか。