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2008年11月28日(金) かみ合わない党首討論

麻生・小沢氏が党首討論、補正予算で応酬

麻生首相と小沢民主党代表による初めての党首討論が28日午後3時から、
衆院第1委員室で行われた。

 小沢氏は冒頭、首相が2008年度第2次補正予算案提出を
来年1月召集の通常国会冒頭に先送りしたことについて、
「国民に対する背信行為だ」と批判し、今国会に提出すべきだと主張した。

 これに対し、首相は「第1次補正予算が通っているので、
中小企業対策は年内にかけては対応できる」と述べる一方、
参院で審議中の金融機能強化法改正案の早急な採決を求めた。

 国会での党首討論は、福田内閣当時の4月9日に開かれて以来、約8か月ぶり。

 共産、社民両党などは会派所属議員数が規定に満たないため
討論の権利が与えられず、45分間の討論は首相と小沢氏の2人だけで行われた。

(読売新聞 2008年11月28日15時54分)


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>補正予算で応酬

応酬だったけど議論がかみ合っていなかったような。

麻生首相は基本これまでと変わらず形式的な話ばかりで、

小沢代表は「解散しろ」と「二次補正を出せ」の繰り返し。

両者、早急に2次補正と言いながらも、

民主党は解散をもとめ、自民党は2次補正は来年1月に先送り。

小沢党首は金融強化法の修正を求めている部分を早く通そうとしたいのであれば、

その部分も問うて議論するべきなのに、

この絶好の機会に、直接、麻生首相に問うこともしませんでした。

両者とも金融対策を早急に実施しようとしているのか疑問に感じました。

どちらが圧勝で惨敗かなんて勝敗がつけられないほど、

ようやくの党首討論が大した討論にもなっていなくてガッカリ。

こんな内容でも一部のテレビ局の報道だと「小沢圧勝」と編集されたりするのかねぇ。







名塚元哉 |←ホームページ