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2008年11月14日(金) 民法テレビ各局広告減で赤字

日本テレビ37年ぶり赤字、テレビ東京も赤字…中間決算

在京民放キー局の2008年9月中間連結決算は、
景気後退の影響で主力の広告収入が減少し、
経常利益はフジ・メディア・ホールディングスを除く
4社が前年同期比で減益となった。

 このうちフジは、番組制作費を約60億円削減したことや、
通信販売子会社の業績回復などが貢献した。
TBSの売上高は、東京・赤坂に3月開業した複合商業施設などの
不動産事業が押し上げ、日本テレビを抜いて2位となった。

 ただ、各社とも番組の間に流すスポットCMが急減しており、
本業部門は厳しい。税引き後利益は、日本テレビが半期ベースで
約37年ぶりの赤字に転落し、テレビ東京も中間連結決算の発表を始めた
02年以降、初の赤字になった。

(読売新聞 2008年11月13日21時52分)


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ネットに広告を食われてしまっている現状、

既存メディアであるテレビ局のみならず、

広告費の減収で月刊雑誌は休刊が相次いでいますし、

新聞もギリギリで運営されているそうです。

在京キー局がこれでは、テレビ製作の下請け会社に負担が強いられるわけですから、

現在の蟹工船のように、かなり悲惨な状況に追い込まれていることでしょう。

広告収入源で制作費が低予算になれば、

大胆なことは出来ませんし、

これまでは職人気質の人間が支えてきたTV業界ですが、

有能なクリエーターは他の業界へ逃げていくのですから、

何処の局も似たような番組が並んでしまうわけですね。

すでにこの状況なら、完全デジタル化の2011年には、

もっと悲惨な状況になっているかもしれず、

民法なんて1社か2社潰れているかもしれません。

多チャンネル化によってCS放送が見られるようになって、

最近は特に感じますが、ディスカバリーチャンネルや、

ヒストリーチャンネル、アニマルプラネットなど

海外の丁寧に作られた優良な番組が放映されているCSのほうが、

じっくり落ち着いて見れるのでお薦めですよ。







名塚元哉 |←ホームページ