オーマイニュースの内情をMyNewsJapan詳細報告「市民みんなが記者だ」で知られるオーマイニュース日本版が9月からは市民ニュースサイトの看板を降ろすことが先日発表された。そして今後は企業とのタイアップを深め「Oh!mylife」へと衣替えするにあたり、約20人いた社員全員が7月末付で解雇されたことが、「MyNewsJapan」で掲載され、ネットの一部で波紋が広がっている。 同記事によれば、2008年5月、オーマイニュースの全体会議で、社員全員が7月末付で解雇されることが経営側より通告され、元木社長自身も更迭、ソフトバンク系ITmadia出身の小宮紳一氏が社長に就任。 賃金カットを受入れた少数が再雇用され、営業、事務、情報システム、デザインなど含めた会社全体でも社長以下10人弱に縮小した、と報じており「大企業体質、既存マスコミ体質そのまま」や韓国と日本の政治的な背景の違いなどが失敗の本質にあるとしている。 2006年8月28日のオープン直後、すさまじい勢いのアクセスを稼ぎ、なかなかアクセスさえできなかったオーマイニュース日本版。その後はオピニオン会員廃止や、実験メディア「empro」開始、「市民記者編集委員」制度を作るなど、様々な施策を打ってきたものの、本家韓国のように一大ムーブメントはこれまで作れていない。だが、新生「Oh!mylife」に期待だ!(アメーバーニュース 8月18日 15時45分)-----------------------------(引用終了)----------------------------オープン初日、興味本位で見に行ってみたのですが、ソフトバンクが7億円も投資して、準備ブログを開設したりと大々的に宣伝していたのにも関わらず、とにかく重くて重くて繋がりにくかったのは、今となってはいい思い出です(笑)オープンから1ヶ月ほどは見に行っていたのですが、初代編集長の鳥越俊太郎氏は「ネットの情報は実名こそに意味がある」と断言していたわりに、実名記者達の日常の不満を書き連ねているグチが多く、匿名掲示板の書き込みやハンドルネームのブログと同じようなもので、実名でも匿名でもハンドルネームでも、テキストをアップする場所がブログか、実名市民記者が書くニュースサイトかの違いだけで、ほとんど同じだということが証明されてしまい、今後、読ませる文章を書く人が集まらないと、これは人気には繋がらないだろうなと思っていましたが、かなり迷走していたんですね。今後は「Oh!mylife」として再出発するということですが、事前に大々的に宣伝をして鳴り物入りでスタートしたテレビ番組が、いざフタを開けてみたらば、予想以上に面白くなく、視聴率低迷により番組がスタートしてから1〜2ヶ月も経たずして、内容を大幅変更してグルメや美容情報や雑学を取り入れテコ入れしたものの、最初に面白くないと判断されたものは、大幅変更しても以前の面白くないイメージがついてしまって、また見ようと思う人が現れず、1クールで番組が終了しちゃうように、強力なコンテンツを取り入れないと「Oh!mylife」も再浮上するのは難しいかもしれません。