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2008年08月09日(土) 首相流激励

北京オリンピックの開幕式を途中まで見ていたのですが、

凄かったですね。

あんな立派な演出の開会式が出来るのですから、

もう、ODAは要らないんじゃないのと思ってしまいました。


「せいぜい頑張って」 五輪代表を首相流?激励

福田康夫首相は8日、北京五輪開会式を前に日本選手団を
激励するため選手村を訪問、あいさつした。

 ただ、「まあ、頑張ってください。せいぜい頑張ってください」とか
「私はね、日本国民のためにメダルをいくつ取ってくれなきゃ
困るなんてこと言いません。余計なプレッシャーかけちゃいけないと
思って自制しているんです」などと、しばらく鳴りを潜めていた軽口を連発させた。
とどめは「今年は、みんな旅行にも行かないで、家でテレビの前で
一生懸命見ようということのようだ。ガソリンが高いせいもちょっとあるんだけどね」。

 華やかな会場で心が緩んだのか、首相本人は終始笑顔だったが、
選手たちの心境はいかに。

(産経新聞 8月9日8時1分)


-----------------------------(引用終了)----------------------------

>「まあ、頑張ってください。せいぜい頑張ってください」

「まあ、頑張ってください。」の「まあ」は余分ですよね。

「せいぜい頑張ってください」がネット掲示板で批判されています。

マンガやドラマなどで、

ライバルが「せいぜい頑張ってくれたまえ」なんて言いながら

立ち去るシーンがあったりするので、

「せいぜい」は、ちょっと見下した感じに捉えられ、

激励の意味にならないと勘違いしそうなのですが、

辞書で調べると「せいぜい」は、

「力の限り」という意味が含まれているんですよね。

Yahoo!辞書 せい‐ぜい【精精】

ただ、マンガやドラマのイメージ強く、

本当の意味を知らない人が多いことと、

福田首相は見た目や喋り方で損をしていることもあるので、

「なんじゃこの言い草」と思われてしまったのかもしれません。

日本語って難しいですね。








名塚元哉 |←ホームページ