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2008年02月08日(金) 同じ穴の狢

倖田來未さんの発言で陳謝=ニッポン放送

「ネットでバッシング煽るバカ」 倖田騒動を勝谷が猛烈批判


倖田來未さんの軽率な発言がネット上で批難を集め、

昨日、ある番組内で謝罪したわけですが、

今回の件は、コラムニストの勝谷さんに限らず、

ネットによる集中砲火を批判して、

「深夜ラジオだから無礼講で何を言ってもいいじゃない」とまで言って、

倖田來未さんをフォローしているコメンテータなどを多く見ました。

確かに、ネットが存在しない頃なら、

この軽率な発言は、これほど大きな騒動に発展しなかったことでしょう。

思いつきで悪意がない発言なら、

昨年、「産む機械」発言をした柳沢(元)厚生労働大臣も

倖田來未さんの軽率な発言と似たようなものですが、

TVや新聞・雑誌の既存メディアは、

この発言は問題だと思います!なんて感じに、

なぜ必死になって広めながら批判をしたのでしょうか。

政治家に限らず企業が不祥事を起こした時に、

会見の場で記者が、視聴者が知りたいこと以外にも、

不必要な質問や批難をしたり、謝罪が不十分だと言い張ったり、

報道に限らずワイドショーでも、

例えば、和泉元彌家のような家庭の事情を

芸能スキャンダルで面白おかしく伝えて喜んでいたりと、

集中砲火を始めるのはどちらが先かの違いだけで、

既存メディアもネットも、

やっていることはあまり変わらないと思うのですが。

亀田一家や沢尻エリカさんのように、

言ってしまえばネットの集中砲火もあって、

メディアを通じて謝罪するまでに至ったとは思いますが、

このときは、ネットの集中砲火を批判する声というのは、

ほとんど出てこなかったと思います。

こんな日記を書いているわたしが言えた立場ではないということは、

重々承知した上で、

ネットによる集中砲火、いわゆる「祭り」になった時に、

面白がって参加して煽る人のほうが多いとは思いますが、

ネット上にこの手の叩きは、これまでにもいくらでも有ったのに、

倖田來未さんの場合、倖田來未さんをフォローし、

ネットの声のみを批難するというのは、

やはり、今の既存メディアは、

エイベックスに頭が上がらないのだなぁと感じました。


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