政府調査団、天洋食品工場「非常に清潔」…さらに分析も中国製冷凍ギョーザによる中毒事件で、日本政府の調査団(団長・原島耐治内閣府消費者企画課長)は6日、製造元の「天洋食品」のある河北省石家荘市内で、同市公安局副局長ら捜査当局と会談した。 調査団が中国の捜査当局と会談するのは初めて。 日本側によると、市公安局側は、殺虫剤の混入が故意によるものかなど、事件性の有無について、「すべての可能性を考えている。証拠などはそろっておらず、確たることは言えない」と説明。日本の警察との協力に努める姿勢を示したという。 これに先立ち、原島団長は同日未明、記者会見し、5日に視察した「天洋食品」について、「(工場内は)非常に清潔で管理も行き届いている。見たところでは、特に異常はなかった」との認識を示した。ただ、さらなる分析が必要とし、中国側に、衛生管理状況を確認するデータの提出を求めたことを明らかにした。 調査団は6日午後に北京へ戻り、国家品質監督検査検疫総局と再協議する予定。( 読売新聞 2008年2月6日13時29分)-----------------------------(引用終了)----------------------------テレビで工場の調査風景を見ました。工場に生活観が漂っていないという表現は正しくないとは思いますが、数日前まで、その場所で作業が行われていたのが嘘のような、まるで完成したばかりの工場のように全面がピカピカでしたねぇ。問題が発覚してから、しばらくしての立ち入り調査なので、工場側で徹底的に掃除をしていたのでしょう。ほら、事前に友人が来ることを知っていたら、部屋を掃除するように(笑)まあ、故意の混入なら、工場の清潔さとは関係のないことですし、それに役人の調査団は雑菌を撒かないように完全防護服を着ていましたが、餃子を作っているパート作業員達の写真は、素手で餃子を作っているのですから、普段は、あそこまで徹底的に工場内の清潔を保っていないことの裏返しではないでしょうか。こんな茶番を見せられて消費者の信頼が回復するわけがありません。 調査団の立ち入り検査は消費者の立場になって考える事が全然できていません。