毎日新聞 10月26日<ボクシング>「世界一のオヤジやと思ってる」 亀田興毅選手の謝罪会見要旨この話題に踊らされているので、謝罪会見を見てしまいました。今日の会見の記者たちはえらく強気でしたね。あのように追求するのであれば、先週の謝罪会見での父親にも同じぐらいに強気に追求していれば良かったのではないでしょうか。また、記者の質問や態度が、泣かしてやろうとか怒らしてやろうという意図がミエミエで、興ざめしてしまいました。普通の人間なら、あの謝罪の態度は評価されませんが、 亀田長男の以前の態度と相対的に比較すると、飛躍的に反省しているように感じられるので、 あれでは「家族思いの長男と思いやりのないマスコミ」の図式が完成し、会見後、すっかり同情の声が多くなることでしょう。亀田一家はTVに出てきた頃から嫌いですし、今回の騒動もそれみたことかという思いがある私でさえも、最後まで父親を庇う、ある意味で親の犠牲である長男に、一瞬だけ同情しそうになったぐらいですからね。あと、この会見で、すっかり“元凶は父親”というイメージが広がっています。確かにその通りなのですが、過去、この日記で何度も書いているように、メディア(とくにTBS)と協栄ジムも悪いのではないのでしょうか。周りがチヤホヤすれば、ボクシング一筋で世間知らずな若者なら、のぼせ上がり増長するのは当然だと思います。今日の会見で、非難の矛先が父親に集中することでしょう。そして、その父親は表舞台から去ります。これはTBSと協栄ジムにとっては、デメリットどころかメリットしかありません。亀田三兄弟との契約形態は協栄ジム主導に移管させ、心機一転、一から再スタートする亀田三兄弟の物語として、ヒールからヒーローに転じれるように、新たなイメージ戦略をTBSと協栄ジムは画策しているのではないでしょうか。そして、何だかんだと言いつつ試合を観てしまう人々。何だかんだ言いつつ、これからも亀田一家に振り回されそうです。TBSは、亀田一家を利用して、さんざん金儲けをしたのですから、 今回の件について、何らかの見解を示す必要があるのではないでしょうか。 人気が出るように仕掛けたのも、亀田一家を煽りに煽ってこのような事態にさせたのも、TBSなのですから。