朝日新聞 青白い顔、張りない声 おわびで幕 安倍首相会見(一部抜粋)「『アタシ、もうアベしちゃおうかな』という言葉があちこちで聞こえる。仕事も責任も放り投げてしまいたい心情の吐露だ。そんな大人げない流行語を首相が作ってしまったのがカナシイ」-----------------------------(引用終了)---------------------------->『アタシ、もうアベしちゃおうかな』流行語というわりには、はじめて聞いたんですが、もしかして朝日新聞社の中だけで流行っている言葉かも。◆死刑執行は「自動的に」鳩山法相が退任会見で見直し提案鳩山法相は25日、内閣総辞職後の記者会見で、死刑執行の現状について「法相によっては、自らの気持ちや信条、宗教的な理由で執行をしないという人も存在する。法改正が必要かもしれないが、法相が絡まなくても自動的に執行が進むような方法があればと思うことがある」と述べ、法相が死刑執行命令書にサインする現行制度の見直しを提案した。 鳩山法相はさらに、「死刑判決の確定から6か月以内に執行しなければならない」という刑事訴訟法の規定について、「法律通り守られるべきだ」との見解を示し、執行の順番の決め方についても、「ベルトコンベヤーと言ってはいけないが、(死刑確定の)順番通りにするか、乱数表にするか、そうした客観性がある何か(が必要)」と述べた。 そのうえで、誰を執行するのかを法相が最終的に決めるやり方では、「(法相が)精神的苦痛を感じないでもない」と言及。冤罪(えんざい)などを防ぐための慎重な執行が求められるという指摘については、「我が国は非常に近代的な司法制度を備え、三審制をとり、絶対的な信頼を置いているわけだから、(法相が執行対象者を)選ぶという行為はあってはならない」と語った。(読売新聞 2007年9月25日13時11分)-----------------------------(引用終了)----------------------------鳩山法相は再任されましたが、この発言は現行のシステムに対する疑問提起だと思います。 2年前に法相を務めた杉浦正健氏は就任後の会見で、自分の宗教観や哲学によって死刑執行のサインをしないと明言し、後に撤回するも、けっきょくサインすることなく任期を終えていましたが、死刑反対が思想信条にあることは理解できますが、死刑執行のサインも法務大臣の職務の一つと知っているのですから、そもそも死刑反対論者なら法務大臣を引受けるべきではありません。(死刑廃止論者だからこそ、死刑先延ばしのために法相を引き受けたとも考えられますが。) このように裁判で死刑が確定していても、就任している法相が死生観や宗教観による死刑反対論者だった場合、死刑が執行されない現在の制度には欠陥があると思います。 冤罪の可能性のあるものはともかくとして、すでに死刑となっていますが、宅間守のような、現行犯逮捕など状況証拠が揃って、本人も罪を認めているようなタイプは、一般人の感覚から言えば、法で定められているように、死刑判決から半年以内に執行されてしかるべきだと思います。