参院選、最後の日曜日に舌戦=与野党党首ら、重点区駆ける29日投開票の参院選まであと1週間。選挙戦で最後の日曜日となった22日、与野党党首らは大票田の首都圏や重点選挙区を飛び回った。安倍晋三首相(自民党総裁)が経済政策などで民主党批判のトーンを強めれば、野党側は与野党逆転の必要性をアピール。各党が激しい舌戦を展開した。 「民主党から経済成長に関することを聞いたことはない。改革か逆行か。経済を成長させて豊かになるか、政治混乱の90年代に戻って経済を停滞させるかを決める選挙だ」。首相はこの日、激戦区の埼玉、東京、栃木で街頭演説。いずれの場所でも民主党批判に時間を割いた。 歩行者天国でにぎわう東京・銀座では、街宣カーを降り、候補者とともに握手作戦。「厳しい逆風の中、頑張れ自民党、負けるな自民党と温かい励ましを頂いている」とこぶしを握り締めた。 また、公明党の太田昭宏代表はJR横浜駅西口で「日本の政治を逆戻りさせてはならない。民主党は生活が第一ではなく、政局が第一だ」と民主党をこき下ろした。 これに対し、民主党の小沢一郎代表は同日午前、東京・巣鴨の地蔵通り商店街を練り歩いたが、午後は情勢分析のため、都内の事務所にこもった。代わって東京・表参道交差点で街頭に立った鳩山由紀夫幹事長は「与野党逆転を参院で果たし、将来の政権交代を実現させる道を開いてほしい」と訴えた。( 時事通信 7月22日23時1分)-----------------------------(引用終了)----------------------------ほとんどの有権者が考慮しているのが、年金・雇用・福祉など生活に直結する部分であると思われます。ならば、各党の主張(政策や公約)は自分にとっての利益となり得るのか?ということがもっとも重要となってくるのでないでしょうか。 党や候補者が「国民の皆様のために頑張る」と言っても、収入ひとつを見たとしても、上は億万長者から下は年収150万円以下のワーキングプア層まで幅広く、国民全てに一律の利益が還元されるということは不可能なので、誰のための「政策や公約」なのか。どういう人々のための「政策や公約」なのか。そして、その「政策や公約」を実現できる力を兼ね備えているのか。メディアに出てくる人々の自身の思惑や願望も含んだ言葉や、様々な角度から検証することなく本質を抜きにしている、お祭り騒ぎ的な報道の数々のイメージに左右されることなく、本当に自分にとって利益になるのはどこの党なのか、各党の政策や公約を自分の目と耳と心で見極める必要があるのではないでしょうか。犬ってペットボトル好きが多いようですが、なぜなんでしょう。くわえ心地が良いからなのでしょうか?