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2006年12月12日(火) 言葉の力

DB Fletcher Capstan Ilona expanding table


動画を見ていただければ一目瞭然なのですが、

6人がけ円卓が簡単に12人がけの大テーブルに拡大するデザインのテーブルです。

我が家のリビングのテーブルも、

4人がけから6人がけサイズに変更できるデザインのものですが、

水などをこぼすと継ぎ目部分のお手入れが大変です。


「ポチたま」出演のラブラドール犬・まさお君死ぬ

テレビ東京系のバラエティー番組「ペット大集合!ポチたま」で
人気を集めたラブラドール・レトリーバー犬の「まさお君」が9日、
悪性リンパ腫(しゅ)で死んだ。7歳だった。

 まさお君は同番組の企画で全国を回り、人気者になった。
6年間の旅を終え、10月に子どもの「だいすけ」に役割を引き継いだばかりだった。
今月に入って急速に体力が衰えたという。

 同局の菅谷定彦社長は「全国のペット愛好家に愛された存在だけに、とても残念です。
ご冥福(めいふく)を心よりお祈り申し上げます」とのコメントを出した。


(読売新聞 12月12日20時57分)


-----------------------------(引用終了)----------------------------

突然の訃報にただただ驚いています。

毎週、楽しませてくれた まさお君ありがとう。

どうか安らかに。


◆ 12月12日付:朝日新聞社説 安倍首相 改革の敵は党内にある

安倍首相の誕生から2カ月半。改革姿勢は大丈夫なのか。
そんな懸念が早くも国民の間に広がっている。

 朝日新聞の世論調査で内閣支持率が47%になった。
就任直後の63%から低下を続け、初めて50%を割り込んだ。

 世論の支持は上がったり、下がったりする。一喜一憂すべきでない。
そんな見方もあるだろう。だが、首相に受け止めてもらいたいのは、
調査結果から浮かび上がってくる国民の厳しい視線だ。

 首相の改革姿勢は維持されていると思いますか、後退していると思いますか。
そう尋ねると、半数近い46%が「後退している」と答えた。
「維持されている」と評価したのは29%にとどまった。

 調査の直前、道路特定財源をめぐる政府と与党の調整がまとまった。
首相が胸を張るように、これが「半世紀にわたって誰も手をつけなかった
大改革」の名にふさわしいなら、支持率は跳ね上がってもおかしくなかった。

 この問題で首相は当初、「国民のための改革」を宣言した。
小泉前首相のようにトップダウンで改革を打ち上げ、
抵抗勢力との亀裂も辞さず実現をめざす。首相の言葉に、
そんな決意を期待した国民も多かったのではないか。

 だが結局は、相も変わらず道路整備を優先する骨抜き決着だった。
道路族議員の抵抗に遭うと、首相は指導力を発揮することもなく妥協を選んだ。
安倍改革は本物かどうか、その最初の試金石で抵抗勢力に降伏したのだ。

 郵政改革への造反議員11人の復党に対しても、国民の大半が批判的だ。

 復党を「評価しない」人は67%。造反議員に「刺客」を送り込んでまで、
郵政民営化を実現しようとした小泉前首相時代の郵政総選挙と
「矛盾する」と受け止める人も71%にのぼった。

 この問題を首相は幹事長に丸投げし、党内の大勢を占める復党論に従った。

 首相が深刻に考えるべきは、「国民にわかりやすく説明していない」と
首相を見る人が80%にも達したことだろう。
国民には、首相の顔が見えていないし、声も届いていないのだ。

 「与党と対決する小泉時代が異常だった」。
首相周辺からはそんな声も聞こえる。党内融和の安倍流改革もあっていい。
そう言いたいのかもしれない。

 だが、道路財源の結末を見ても、
既得権益にしがみつく自民党の体質は変わっていない。
世論はさておき、党内みんなで仲良く改革をする。
安倍氏らがそんな甘い夢を見ているとしたら、
小泉氏に仕えた5年余に何を学んだというのか。

 首相はいま、岐路に立っていることを自覚する必要がある。
安倍首相の下で、自民党が「古い自民党」に戻ると見る人は40%、
戻らないと見る人は37%。どちらの道を選ぶかである。

 「古い自民党」へと時計の針を戻そうとする勢力は、まずは党内にある。
彼らとの対決を恐れては改革はできない。


-----------------------------(引用終了)----------------------------

この社説にはおおむね同意できるのですが、

>小泉前首相のようにトップダウンで改革を打ち上げ、
>抵抗勢力との亀裂も辞さず実現をめざす。

>小泉氏に仕えた5年余に何を学んだというのか。

そんな小泉前首相の手法を「独断的だ」と散々批判していたのに、

今度は評価するというのでは説得力がありません。

仮に安倍首相が同じような手法を取っていれば、

「独裁だ」「ヒットラーだ」と批判していたと思われます。


>安倍改革は本物かどうか、その最初の試金石で抵抗勢力に降伏したのだ。

これで、従来の自民党型政治に戻ったと思われた人も多いと感じます。


> 首相が深刻に考えるべきは、「国民にわかりやすく説明していない」と
>首相を見る人が80%にも達したことだろう。
>国民には、首相の顔が見えていないし、声も届いていないのだ。

これは、所信表明演説のときから思っていました。

あの演説ではカタカナ用語(専門用語)を連発していましたが、

言っている本人は意味が分かっていたとしても、

聞いている人すべてが同じように意味を理解しているわけではありません。

後でネットや辞書で意味を調べられるからといっても、

あの演説からして、言ってることが「わかりにくい」首相という

固定概念がついてしまう恐れがあり、失敗だったと思いました。

また、復党題に絡んで一気に支持率が20ポイントほどダウンしましたが、

「国民にわかりやすく説明していない」というよりも、

安倍首相は「言い訳」がヘタなのが原因と思います。

根拠の無い自信を持っていつも自説を貫いていた

小泉前首相が特殊だったこともありますが、

安倍首相は、復党問題にしても、道路財源にしても、

国民をある程度納得させるという、

聞こえは悪いですが“上手く丸め込める”言い訳が出来ていません。

復党した議員の会見もそうでしたが、

国民を納得させられなかったことにあります。

朝日新聞のキャッチコピー「言葉の力」ではありませんが、

安倍首相の言葉の力は弱すぎ、

このイメージを払拭するのは容易ではありません。




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名塚元哉 |←ホームページ