「防衛省」法案、9日に実質審議入り=民主、社民は欠席へ衆院安全保障委員会は8日午後の理事会で、防衛庁の省昇格を柱とする防衛庁設置法等改正案の審議日程を協議した。しかし、防衛施設庁談合事件の調査をめぐって与野党が対立。このため、木村太郎委員長が職権で9日午前に審議入りすることを決めた。 野党側は理事会で、防衛施設庁が実施した談合事件に関する現・元職員への聞き取り調査結果を提出するよう改めて要求。与党がこれに応じる姿勢を示さなかったことから、野党側は「提出しなければ審議には応じられない」として、理事会を途中退席した。民主、社民両党は9日の審議を欠席する見通し。 (時事通信 11月8日19時1分更新)●「防衛省」法案を衆院委で審議、民主・社民は欠席衆院安全保障委員会は9日午前、防衛庁の省昇格関連法案の質疑に入った。 民主、社民両党は「防衛施設庁談合事件の審議が不十分だ」として欠席した。与党は、同法案の今国会成立に向け、来週中にも採決したい考えだ。 久間防衛長官は9日の委員会で、省昇格の必要性について「有事法制も整備され、自衛隊が海外に行く任務も増えた。単なる(自衛隊の)管理業務を行う庁ではなく、国の平和をどうやって守っていくか判断する政策官庁としての重要性は増している」と強調した。 政府は、法案が成立すれば、来年1月、防衛庁を防衛省に衣替えする方針だ。 関連法案は<1>防衛庁設置法を「防衛省設置法」に改め、庁を省に、防衛長官を防衛相とする<2>自衛隊法を改正し、自衛隊の国際平和協力活動や周辺事態での対応を「付随的任務」から国の防衛と並ぶ「本来任務」に格上げする――ことなどが主な内容だ。防衛施設庁を2007年度に廃止し、防衛省に統合することも付則に明記している。(読売新聞 11月9日11時30分更新)●「数の横暴」と批判 高木民主国対委員長民主党の高木義明国対委員長は9日午前の記者会見で、防衛庁の「省」昇格法案が民主、社民両党欠席のまま衆院安全保障委員会で審議入りしたことについて「与党の数の横暴が現実になった。極めて遺憾だ」と批判した。 高木氏は「(防衛施設庁などの)談合問題の解決なくして審議を進めるべきでない」と強調。強行採決の可能性について「巨大与党といっても、良識ある公党ならしないだろう」とけん制した。 この日の衆院議院運営委員会理事会では、与党側が別の審議案件で14日の本会議開会を提案したが、民主党は「衆院安保委が不正常な状態では受け入れられない」と協議を拒否した。(共同通信 2006年(平成18年)11月 9日)-----------------------------(引用終了)---------------------------->「与党の数の横暴が現実になった。極めて遺憾だ」と批判した。出席すればいいやん。というか、昔から国会は数が物言うシステムだし。>「談合問題の解決なくして審議を進めるべきでない」言いたい事があるなら出席して審議の場で追求すればいいのに。しかし、なんで毎回毎回審議拒否するんでしょうね民主党は。(社民党はオマケみたいなもんだからどうでもいい。)国会議員の職務を完全に放棄してますよ。本当に自分達が正しいと思うのなら堂々と議論すべきでしょう。仮に正論が通用しないのだとしても、世論の支持を得ることができれば、成立阻止の機運が高まるでしょうし、採決されたとしても、最後まで頑張ったという印象付けもできるでしょうに。それを自ずから放棄するんだから・・・。その点では、共産党は議論に参加するという姿勢を見せてえらいと思う。まぁ、よほどの事がない限り出席して当然だけど。本来、野党の審議拒否というのは伝家の宝刀みたいなもので、欠席されてはまずいぞと思わせるから効果があります。逆に言えば、欠席しても「どうぞご勝手に」と無視されたら意味がありません。だからこそ、ここ一番で審議拒否するべきであって、簡単に欠席しちゃいけないし、何度も欠席するものでもありません。ところが民主党は何度も欠席するものだから、また職務放棄かよ、という感想しか沸いてきません。↑エンピツ投票ボタンです。読んだら押してくださると嬉しいです。エンピツ時事/社会ランキング エンピツ総合投票ランキングMyエンピツ追加今日から、しばらく名塚元哉所持品のメガネシリーズです。まずは、元サングラスだったメガネ枠。5年ほど前に作った度数付サングラスだったのですが、今の顔に似合わないので、レンズはリサイクルで別の枠に取り付けました。そのサングラスは後日に。