<TBS>「731部隊」番組で行政指導の方針 総務省総務省は5日、TBS(東京放送)のニュース番組で7月21日に放送された旧日本軍の生物戦部隊「731部隊」に関する特集の中に、内容とは関係のない安倍晋三官房長官の写真が映っていた問題で、「放送番組の編集上求められる注意義務を怠った」などとして、TBSに厳重注意の行政指導をする方針を固めた。行政が放送番組の内容や表現に立ち入ることについては、メディア関係者や専門家から慎重な意見が出ている。 問題となったのは731部隊の特集の冒頭、電話取材をする記者を撮影した際に部屋の中にあった安倍氏の写真パネルが映った場面。TBSは別の番組で使用したものが映ってしまったと説明している。安倍氏は先月26日の記者会見で「意図的であれば恐ろしいと思うし、政治生命を傷つけようということであれば問題だ」と反発していた。 TBSは同日夕のニュース番組で安倍氏や視聴者に対して「誤解を与えかねない映像」として謝罪し、総務省に提出した報告書では「意図的なものではない」と説明していた。同省は、各放送事業者が定める番組基準から逸脱していたと判断した。 砂川浩慶・立教大助教授(メディア論)は「行政指導は何ら法的根拠がない。TBSがすでに謝罪しているのに、個別の番組内容に立ち入った行政指導は行政による表現の自由への介入で、よほどの理由がない限り認められない」と語る。 テレビ朝日の「ビートたけしのTVタックル」(03年9月放送)が、藤井孝男元運輸相の国会での発言を事実と異なる形で編集・放送。総務省は04年6月に「重大な過失があった」として行政指導をした例がある。(毎日新聞 8月6日3時6分更新)-----------------------------(引用終了)----------------------------単なるイージーミスで片付くような問題だったのですが、これまでに、石原都知事の発言を正反対に報道したり、アメリカ上院議員の発言を自分たちの主張に沿うよう都合よく誤訳してみせたりと、TBSには故意の捏造と疑われかねないミスが続発していました。そうした不信が募る中での今回の「コレ」だったから、遂に行政指導に至ったわけです。昨日も『ブロードキャスター』で、レバノン紛争を放ったらかして、ブッシュ大統領が一ヶ月も夏休みを取り遊んでいる(実際には10日で切り上げている)という事実誤認のコメントを、アメリカ批判の流れの中でしていました。「報道の自由」という権利主張以前に、報道の自由の大前提となる「正確な報道」と「報道の公正」という義務を果たすのが、情報を伝えるメディア側の最も重要な責務でしょう。「すでに謝罪している」とか「報道の自由」と言う前に、ここまで不祥事を重ねてきたTBSの不見識を先に批判するべきなのです。 ウソでもデタラメでも何でも垂れ流しで許されると思ったら大間違いであって、 そういう問題に介入して指導できるのは現状政府だけしかありません。 ◆「第三国か韓国で面会を」金英男さん家族が横田夫妻に横田めぐみさんの夫とされる韓国人拉致被害者、金英男(キム・ヨンナム)さん(44)の家族が、めぐみさんの両親に対し、英男さんや娘のキム・ヘギョン(ウンギョン)さん(18)とともに、「韓国か第三国で会いませんか」と打診していたことがわかった。 めぐみさんの父親、滋さん(73)は「仮に会ったとしても、2人が北朝鮮に戻るなら本当のことは話さないだろう」と話し、面会には消極的な姿勢を示している。 滋さんらによると、7月下旬、韓国人拉致被害者の家族で作る「拉北者家族の会」の崔成竜(チェ・ソンヨン)代表が、日本政府の内閣官房拉致問題連絡・調整室に電話で、「(両家族の)面会を一度きりで終わらせたくないが、北朝鮮には招待なしではいけない。韓国か第三国で会うのはどうか」と伝えてきた。この提案は、英男さんの姉、金英子(キム・ヨンジャ)さんの意向だという。 滋さんは「日本政府からの打診ではないので、特に何も回答をしていない」としている。(読売新聞 2006年8月5日13時13分)-----------------------------(引用終了)---------------------------->北朝鮮には招待なしではいけない。>韓国か第三国で会うのはどうか」と伝えてきた。北朝鮮がミサイル発射をしたことにより、南北朝鮮の交流がやり辛くなりました。 そこで、横田さん夫妻を誘い出せば、北朝鮮も第三国での面会を許可するだろうという考えで、崔成竜代表は、この様な提案をしたように思えます。しかし、第三国で面会といっても、監視員が常に同行してくるし、金英男氏も再婚して妻も子も居る身です。北に残す妻子は人質になっているようなもので、金英男は、北に残る家族と戻った時のことを考えて行動しなければいけず、例え、横田さん夫妻と金英男氏とヘギョンちゃんだけが、監視員も居ない場所で面会できたとしても、自由に発言は出来ず、北のシナリオに沿ったことを話さざるを得ないでしょう。北に帰るのが前提ならどこで会っても同じことです。横田さん夫妻もその事を充分に判っておられるので、この提案には乗らないとは思いますが、その心中穏やかではないでしょうね。そんなお気持ちの中で、本当によく耐えていらっしゃいます。↑エンピツ投票ボタンです。読んだら押してくださると嬉しいです。エンピツ時事/社会ランキング エンピツ総合投票ランキングMyエンピツ追加