中国外相発言、抗議の呼び出しを駐日大使が拒否中国の李肇星外相が小泉首相の靖国神社参拝を「愚かで不道徳なことだ」と表現した問題で、同国の王毅・駐日大使が8日、抗議しようとした谷内正太郎外務次官の外務省への呼び出しを拒否していたことがわかった。大使は「日程の都合」を理由に応じず、谷内次官は電話で抗議した。(略) これに対し、日本の外務省は8日、中国大使館に数回電話し、王大使が外務省へ来るよう求めたが、中国側は応じなかった。結局、夕方になって電話には応じた王大使に、谷内次官は「意見の違いはあっても、意見の表明では適切な表現を用いるべきだ」と抗議した。王大使は首相の靖国参拝に反対する中国の立場を主張して謝罪せず、激しいやりとりになったという。 これに関連し、安倍官房長官は9日の参院予算委員会で、「外交のトップにある人物として、一国の指導者に『愚か』とか『不道徳』という言葉を投げつけるのは品位に欠ける。ドイツ政府当局者にあのような言葉を発する人がいるとは、寡聞にして知らない」と李外相を強く批判した。 自民党幹部も同日、「都合が悪い時に呼び出しに応じないのは問題だ。『送金指示メール』問題と同様、批判する以上、『ドイツの政府当局者』がだれなのか明らかにするべきだ」と中国側を非難した。(読売新聞) - 3月9日22時46分更新-----------------------------(引用終了)----------------------------->『送金指示メール』問題と同様、批判する以上、>『ドイツの政府当局者』がだれなのか明らかにするべきだ」と中国側を非難した。やっと政府関係者も、「ソースを出せ」という言葉を覚えたみたいですね。◆王大使が谷内次官に抗議 外相の「台湾は国」発言で 麻生太郎外相が9日の参院予算委員会で、台湾を「法治国家」と発言した問題で、王毅駐日中国大使が同日、谷内正太郎外務事務次官と非公式に会談、「発言に注意してもらいたい」と抗議していたことが分かった。外務省首脳が10日、明らかにした。 王氏は「外相の発言は重い。諸外国がまねをしたら困る」と麻生氏を批判した。 これに対し谷内氏は、中国の李肇星外相が小泉純一郎首相の靖国神社参拝を「愚かで不道徳」と批判したことを念頭に「発言に注意すべきなのはお互いさまだ」と返答。麻生氏の「法治国家」発言には「台湾が法の支配下にあることを表現しようとしたのではないか」と説明した。(共同通信) - 3月10日20時28分更新----------------------------(引用終了)------------------------------昨日は呼び出しても来なかったくせに、こんなときは飛んでくるんですね。>王氏は「外相の発言は重い。諸外国がまねをしたら困る」 まねされたら困ることをわざわざ言わなくても(笑)>「発言に注意すべきなのはお互いさまだ」と返答。谷内外務事務次官ナイスなツッコミです。◆ガス田開発 中国、協議遅延狙う? 小泉首相反発「尖閣は日本領」小泉純一郎首相は九日夜、中国外務省の秦剛報道官の発言について「これは日本の立場とは違いますからね」と述べ、尖閣諸島はわが国固有の領土であり、受け入れられないとの考えを示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。 外務省幹部は「中国があのような主張を展開する以上、ガス田協議は前進するわけがない」と反論。日中関係筋は「領有権問題を押し出すことで、協議を複雑にし故意に遅らせようとの狙いがあるのではないか」との見方を示している。 政府は、日中間に領有権問題は存在しないとの立場で一貫しており、麻生太郎外相も「尖閣諸島は歴史的にも国際法上も日本の領土だとはっきりしている。共同開発をするつもりはない」と強調している。 中国は、尖閣諸島が米国の施政下にあったときには異議を唱えなかったが、周辺海域に豊富な海底資源が埋蔵されている可能性が分かった途端に、領有権を主張した。そして、一九九二年に領海法を制定し、尖閣諸島は中国の領土であるとした。こうした経緯から政府内には中国への不信感が強く、「尖閣諸島がわが国固有の領土であることを内外に明確に示す必要がある。ヘリポートや船舶の接岸設備工事を早急に進めるべきだ。このままだと韓国に不法占拠された竹島の二の舞いになる」(政府関係者)との危機感も出ている。(産経新聞 3月10日2時34分更新)-----------------------------(引用終了)----------------------------->韓国に不法占拠された竹島の二の舞いになるここ突っ込みどころ?竹島も熱心に抗議しろよ。政府関係者はいろいろ言っていますが、実際に行動に移そうとすると半端なく腰が重くなるからねぇ。そもそも媚中派の二階氏を経産相にしたという事は、小泉首相は、ガス田にはあんまり興味ないのかもしれませんし。参考リンク:中国は、大正時代に尖閣諸島は日本領と公文書に残しいます。石垣島で貴重な資料 大正9年、漁民救助の感謝状に明記 ↑エンピツ投票ボタンです。読んだら押してくださると嬉しいです。エンピツ時事/社会ランキング エンピツ総合投票ランキングMyエンピツ追加