前原代表が謝罪 「メールは本物ではない」民主党の前原代表は28日、「送金メール」問題で記者会見し、真偽が焦点になっていたメールについて「(メールが)本物ではないという認識を下した。国会で取り上げたことを心からおわび申し上げる」と謝罪し、信憑(しんぴょう)性は高いとして始めた追及をめぐる説明を全面的に撤回した。前原氏は一時、代表辞任も検討したが、結局は見送った。同党は野田佳彦国会対策委員長と藤村修国対委員長代理の辞表を受理、永田寿康衆院議員は党員資格停止6カ月の処分とした。前原氏は執行部の責任問題に区切りをつけたい考えだが、鳩山由紀夫幹事長は時機を見て辞任する意向で、求心力の低下は確実だ。 前原代表は28日夜、党本部の会見で「メールは(ライブドア前社長の)堀江(貴文)容疑者の発信したものではない、本物ではないという認識を下した」と指摘。22日の党首討論でメール問題を取り上げたことについて「本物ではない情報で質問したことは深く反省し、おわびしなくてはいけない」と謝罪した。 これに先立ち、永田氏は国会内での会見で「私人の名前を挙げて質問、追及したことは大変申し訳ない」と述べ、自民党の武部勤幹事長の次男を名指ししたことを謝罪した。一方で、送金メールの真偽については「全く事実無根なのか、一定程度の事実を含んだものなのかは現在も様々な調べが残っている」と述べたが、前原氏の発言はこれを修正し、党としてメールが偽物と最終判断したことを強調したものだ。 また、前原代表は会見で、自らの進退について「職を辞することも真剣に考えたが、辞することが党のためにならないと思い、あとは真摯(しんし)に民主党を応援してくださっている皆さんに説明責任を果たしたい」と語った。(中略) 民主党は28日夜、送金メール問題についての「党声明」を発表した。メールは「ホンモノではないと判断する状況に至った」としたうえで、「大きな判断の間違いを犯した」と認めた。今後の疑惑解明については「教訓をかみしめつつ慎重な吟味、チェックに万全を期し、国会運営にあたる」としている。 党声明は、鳩山由紀夫幹事長が党本部での記者会見で明らかにした。メールについては(1)永田議員が真偽などを慎重に吟味せず、情報仲介者の提供情報をそのまま質問素材として使用した(2)党の対応も永田氏の説明と資料を十分に吟味することなく組み立てられた――として、永田氏にも、党にも不手際があったと説明。メールにかかわる銀行口座についても「同じ情報仲介者からの提供に基づくものであり、信頼に足りる裏付けがとれなかった」としている。(以下省略)(朝日新聞 2006年02月28日23時46分)-------------------------------(引用終了)-------------------------昨夜の『今日の出来事』で、この記事にも書かれている記者会見を見ましたが、永田議員が、「私は民主党を愛しています。日本を良くするのは民主党だと思っています。」というようなことを涙ながらに言っていたわけですが、民主党を愛してるなら、もっと慎重に動くべきだったでしょう。民主党を愛するがゆえ、それとも功名心にかられたのかは知りませんが、軽率な行動が愛する民主党を窮地に陥れてしまったわけです。(まぁ、前原氏と野田氏も一緒になって自爆しちゃったわけですが。)永田議員は、仲介者が発行しようと準備していた裕福者層向けの会員情報誌『Dumont』創刊号の表紙を飾りインタビューが掲載された恩もあり、Dumontの公式サイト(この騒ぎで閉鎖)仲介者が各マスコミから自民・野党のあちらこちらに売り歩いていたけど、誰も引っかからなかったような怪文書に引っかかってしまったのでしょう。ちなみに、日刊ゲンダイの二木氏によると、「莫大な謝礼を払っただろう」とのことです。謝礼を払ったのが事実であるとすれば、昨日の謝罪会見でも嘘をついていたことになります。その『今日の出来事』には、鳩山氏が出演していたのですが、「今回の件で、どうして(民主党が)こうなっちゃったのか原因究明のチームを作る」と言ってましたが、呆気にとられてしまいました。こんなことを言ってるようじゃダメでしょう。民主党が窮地に立たされているのは、怪文書をもっとじっくり検証するなり、別の情報を得て、確証が取れてから自民に追及すれば良かったのに、政府を叩ければなんでもOKとばかりに突っ走ったからなのですが、それを分かっているのか分かっていないのか。怪文書1枚であんなに右往左往、言ってる事もコロコロ代わるし、しかもみんなバラバラの意見で纏まっていない。言い訳をすればするほど、ほころびが出てしまう。何もかもお粗末過ぎた永田騒動のせいで、こんな政党に与党は勤まらないし、政権なんか任せられないという印象を多くの国民が持ったことでしょう。民主党が復活するには、原口氏の言っている闇の勢力を暴くか、永田騒動の前に戻って、小さな事からコツコツと4点セットで自民を追及して、地味にポイントを回復させるしかないでしょう。◆「その国が考えること」 大統領の改憲批判に反発(共同通信) 韓国の盧武鉉大統領が1日の演説で、日本の憲法改正の動きを「世界の指導的国家になるのは法を変えて軍備を強化することではない」と批判したことに対し、小泉純一郎首相が「憲法はその国自身で考えることだ」と記者団に述べるなど、政府、与党で反発と戸惑いの声が上がった。 安倍晋三官房長官は午後の記者会見で「わが国の憲法だから日本人自身の手で決めていくことで、まさに内政問題だ」と不快感を表明。軍備強化に懸念を示されたことについても「専守防衛に徹し非核3原則を守りつつ、節度ある防衛力を整備するとの基本方針を堅持している。改憲論議でこの方針を覆す議論はない。大統領の指摘は当たっていない」と反論した。----------------------------(引用終了)-----------------------------憲法を改正するかしないかは、韓国が決めることではなく最終的に日本人が決めること。国内向けかもしれませんが、こうまで内政干渉発言しないと 自分の地位を保てないとはいえ、ノムヒョンは黙ってろ!と思う。←と思う方はクリックをお願いします。↑エンピツ投票ボタンです。読んだら押してくださると嬉しいです。エンピツ時事/社会ランキング エンピツ総合投票ランキングMyエンピツ追加