日朝正常化交渉再開へ「来月末めど」で合意日朝政府間協議は25日、北京市内の日本、北朝鮮双方の大使館で2日目の協議を行い、拉致、安全保障問題、国交正常化の三つのテーマについて、来年1月末をめどに並行協議を開始することで合意した。 (略) 25日の協議は2回の休憩をはさみ、計約3時間に及んだ。その結果、〈1〉日本人拉致問題〈2〉核・ミサイルなどの安全保障問題〈3〉「過去の清算」を含む日朝国交正常化――の3分野で協議の場を設けるという11月の前回協議での日本側提案について、北朝鮮が受け入れる意向を表明した。日朝双方が今後、日朝平壌宣言や今年9月の6か国協議の共同声明に基づいて、対応することも確認した。 各協議の出席者は、拉致問題は審議官級、安全保障問題は局長か審議官級、国交正常化交渉は大使級とする。国交正常化交渉には、日本側からは原口幸市・担当大使が出席する予定だ。三つの協議は、来月25日前後から北京で1週間程度開く方向で調整する。 今回の協議で北朝鮮側は当初、拉致問題は「解決済み」との従来の姿勢を繰り返したが、最終的に「拉致問題を含め未解決の懸案については、誠意を持って努力し、具体的な措置を講ずる」と約束したという。 (以下省略)日朝並行協議「拉致、置き去りにはしない」…首相 小泉首相は26日昼、日朝が拉致、安全保障、国交正常化3分野の並行協議を開始することで合意したことについて「拉致も、核やミサイルも包括的に取り上げるということだ。(拉致問題が)置き去りにされるということはない」と述べ、拉致問題に最優先で取り組む考えを示した。首相官邸で記者団の質問に答えた。 安倍官房長官は同日午前の記者会見で、「(拉致)問題解決のために誠意を持って努力し、具体的な措置を講じることで合意したとの認識だ。基本的には拉致被害者を日本に帰していただくということだ」と強調した。対北経済協力も検討へ=拉致解決の原則は堅持−政府 北京で行われた日朝政府間対話で2002年10月以来中断していた国交正常化交渉の再開が決まったことを受け、政府は北朝鮮への経済協力について、具体的な検討に入る方針を固めた。既に日朝対話の場で、北朝鮮側にこうした方針を伝えたという。政府関係者が26日明らかにした。 ただ政府は、経済協力の実施は「国交正常化の後」と明記した日朝平壌宣言や、「拉致問題の解決なしに国交正常化はない」との基本原則を堅持し、今後の正常化交渉に臨む方針だ。 ------------------------------(引用終了)----------------------------「並行協議」開始で合意ということは、国交正常化のえさを見せつつ交渉進展をさせようってことだろうけど、6ヵ国協議を含めた今までの北朝鮮の対応を見ていてもわかるように、まともに交渉ができる相手なわけないでしょーが。日本人にとって一番重要である拉致問題と安全保障問題だけ、のらりくらりと進められるに決まってるのは目に見えてますよ。で、ほとんどの人が望んでいない国交正常化交渉と過去の清算の話だけ進むと。時間稼ぎにしかならない交渉なんてやる意味ないでしょ、拉致被害者家族のほとんどはご高齢で時間がないのですから。それに、拉致問題も交渉のテーブルに乗せてくれると決まったからには、この機会を逃すと拉致の解決をさらに遅らせかねないので、経済制裁も実行できにくくなったことでしょう。この協議の結果だけを見れば「北朝鮮の勝ち」なんじゃないの。◆米国務省高官「北朝鮮の紙幣偽造は容認できない」 米国は、北朝鮮の核疑惑をめぐる6か国協議の進展を図るために北朝鮮によるドル偽造などの違法活動を容認するようなことはないと、米国務省高官が22日明らかにした。 同氏は「米国が今年9月、マカオ銀行のバンコデルタアジアを北朝鮮のマネーローンダリングの窓口だと名指しした後、北朝鮮が最近世界各地で口座を開こうとする明白な動きをつかみ、14日には米国をはじめとする全世界銀行を対象にする勧告文を発表した」と述べた。 また、米国が今年10月に北朝鮮の貿易会社8社の米国内での資産取引を凍結するなど、一連の対北朝鮮経済制裁措置を取った結果、「北朝鮮の違法活動を困難にする効果が現れている」としながら、「米国の金融措置に強く反発する北朝鮮の態度こそが、同措置の効果を物語っている」と強調した。 韓国政府が米側が示した北朝鮮の紙幣偽造に関する証拠に完全に同意していないとの報道と関連して同氏は、「なら、韓国政府は、いったいどの国から偽造ドル紙幣が流されていると考えているのか」とし、「米財務省は、北朝鮮が偽造紙幣の製造国であることを裏付けるすべての証拠を手にしている」と語った。北朝鮮官僚、偽ドル札でIRAと接触 バーシュボウ大使が主張バーシュボウ駐韓米大使は、25日に放送された民放SBSテレビ(ソウル放送)の番組『韓受辰(ハン・スジン)のサンデークリック』に出演し、北朝鮮政府の官僚が偽ドル札を流通させた疑いで起訴されたアイルランド共和国軍(IRA)のテロリストと接触したことを裏付ける証拠がある、と述べた。 (以下省略)----------------------------(引用終了)------------------------------北朝鮮包囲網がちゃくちゃくと。>一連の対北朝鮮経済制裁措置を取った結果、>「北朝鮮の違法活動を困難にする効果が現れている」としながら、アメリカ単独でもこれだけ効果があるんだから、日本も一緒にやればいいのに。拉致は解決してないってのを全面にしてあっちが泣きついてくるまで、放置と経済制裁と送金ストップと国際世論の圧力掛けがベストでしょ。◆ES細胞疑惑、残り2株も偽物…韓国メディア報道論文「完全でっち上げ」か ES細胞で調査委結論へインターネットカフェ「アイラブ黄禹錫」のキャンドル集会(画像あり) クリスマスイブの24日、ソウル・清渓(チョンゲ)川・クァンギョ付近で、インターネットカフェ「アイラブ黄禹錫(ファン・ウソク)」の会員たちがキャンドル集会を行っている(写真=聯合ニュース)。-------------------------(引用終了)---------------------------写真を見るとすごい人数が集まってますが、ここまでくると一種の宗教ですね。オウム(アーレフ)信者の中にある根強い麻原信仰と通じるものがあります。あ、そうだ、無職になっちゃったファン元教授は、新興宗教でも作って教祖になれば、きっと、この人たちは信者になってくれるから、今後の生活も安泰かも(笑)オマケリンク:産経抄(12月26日付:産経新聞) そう気を落としなさんなよ、と肩をたたいてあげたくなった。サイエンス誌に掲載された黄禹錫・ソウル大学教授によるES細胞論文の捏造(ねつぞう)が判明した後の、韓国メディアおよび国民の失意と自嘲(じちょう)ぶりに、である。▼以前にも小欄で触れたが、彗星(すいせい)のごとく現れた生命工学の英雄は、韓国でノーベル賞に最も近い存在とされ、政府、財界、国民が一丸となって応援してきた。研究姿勢に異論を挟む者は売国奴と罵倒(ばとう)され、まるでサッカーのサポーターのような熱狂ぶりだった。 ▼韓国政府が黄教授に支援した研究費は今年度だけで三十五億円、国民からは研究用の卵子提供の申し出が相次ぎ、ソウル大が生命工学のハブとして世界の先端医療をリードする日を誰もが疑わなかった。その有頂天が一気に奈落のどん底である。 ▼いつもながら極端から極端に走る国民性であるが、教授を捏造に走らせたのが「民族主義と大衆の過度の期待」と海外メディアからも指摘されれば、さすがに癇癪(かんしゃく)を起こすわけにもいくまい。だが韓国の科学研究がこれで終わり、と絶望する必要はない。 ▼天才は99%の汗、輝かしい成果は地道な基礎研究の上にある。無名の科学者がこつこつと研究を続けられるよう、健全で冷静で多様な論議が許される公平な環境をつくる決意があれば、挽回(ばんかい)のチャンスはいつかくる。この点は五十年以内にノーベル賞三十個という目標を掲げ、いまもこの賞には特別に熱くなりがちな日本も留意したいところだ。 ▼成果主義には落とし穴もあるということでもある。こんどのことが外から見れば過剰な愛国主義感情を冷まし、ノーベル賞コンプレックスを軽減することになれば、とりもなおさず成熟した社会への一歩ともなるのではないか。----------------------------------------------------------------産経の皮肉をAAにするとこんな感じ。 そう気を落としなさんなよ・・・・プッ ∧__∧ ( ´,_ゝ`)∧∧l||l /⌒ ,つ⌒ヽ> (___ ( __) "''"" "'゙''` '゙ ゙゚' ''' '' ''' ゚` ゙ ゚ ゙''` ←と思う方はクリックをお願いします。↑エンピツ投票ボタンです。読んだら押してくださると嬉しいです。エンピツ時事/社会ランキング エンピツ総合投票ランキングMyエンピツ追加