ランダムに画像を表示










もくじ過去未来

2005年09月07日(水) 「幸せ」の定義は人それぞれ。

画像掲示板で見つけた『仮面ライダー響鬼』のコラージュ画像。




◆ ある人の日記を読んで面白かったのでご紹介。

あまりにも予想が外れるので、

最近はTV局も使いたがらない政治評論家 森田実氏のサイトより。

2005年森田実政治日誌[313]

>テレビ・ファシズムの危機性高まる。投票日の9月11日に向けてテレビと新聞による
>「小泉賛美・野党攻撃」の偏向報道の強化が「再び指示された」と、内部からの訴え。

> テレビ界ウォッチャーのQ君から電話がかかってきた。
> 「9月11日の投票日に向けて、テレビ局の上層部から、
>現場に対して“民主党攻撃を強化せよ! 徹底的にやれ! 
>視聴者の偏向報道批判など問題ではない! 小泉政権を守れ! 
>何がなんでも勝利させろ! 放送法違反などという批判は気にするな!”
>との強い指示があったと、テレビ局内部の友人から知らせがきました。
>テレビ局上層部は“小泉首相を勝たせるためにはどんなことをしてもかまわない。
>誤報もおそれるな”という姿勢だそうです。おそろしいことになってきました。
>テレビ局は狂気です。ファシズムです。このことを国民に知らせてくれませんか。

> テレビ局は異常です。これをとめるには、視聴者が、
>テレビ局へ電話等で抗議するしか方法がないと思います。
>各野党からも抗議する必要があります。
>候補者はみなマスコミをおそれ、遠慮しています。
> 新聞は、記事と世論調査と投書欄で情報操作しています。
> 日本は危機です。テレビと大新聞が、
>小泉政権・自民党・公明党の宣伝隊になってしまいました。
>日本人の心が権力者とその手先のマスコミによって弄ばれています。」

>私はこう答えました。「Q君。落ち着いて対応しましょう。
>いまは冷静になることが大切です。国民全体が冷静になれば、
>狂気のテレビは、国民から浮いてしまいます。悪いテレビへの抗議は必要です。
>テレビと大新聞が小泉政権の手先になっていることを国民に知らせましょう。
>大切なのは投票前の最後の一週間です。
>悪いテレビが悪事をしないようきびしく監視したいと思います。」
>マスコミの影響力は巨大ですが、
>抗議すれば、内部の良識派が動きやすくなるだろう。
>マスコミ内部の良識派に期待したい。


-------------------------------------------------------------------

友人の友人から聞いた話になると、

とたんにうそ臭くなるのはどうしてだろう。

TV局にも出入りしている森田氏の事だから、

この友人の友人の証言の真意のほどをこっそりと調べられるはずなのに、

評論家たるものが伝聞だけで書いてしまうはどうかと思うんだけど。

> 新聞は、記事と世論調査と投書欄で情報操作しています。

朝日新聞は、昨日(6日)の社説で、「小泉政権あと1年続けさせるのか。」

と書いたり、投書欄も同じような自民政権批判ばかりですが。

森田氏に言わせれば、マスコミ内部の良識派ということでしょうか。


民主党:若者向け新CF「みんなを幸せにしたい民主党」

> 民主党が若者向けに、新たなCF(コマーシャルフィルム)を作製した。
>党の政策も岡田克也代表も登場しない、異色の内容。
>編集責任者は「直接的なメッセージでは受け入れてもらえないから」と狙いを語る。

> CFはアップテンポの音楽に合わせメッセージが現れては消え、
>最後に「みんなを幸せにしたい 民主党」で終わる。
>展開の速さに1度見ただけでは、全部読み取ることは不可能に近い。

> 全国約200カ所の映画館で上映、党のホームページでも見られる。

----------------------引用終了-----------------------------

そのCMはこちら、みんなを幸せにしたい編

「男も」「女も」「子供も」「大人も」
「都会の人も」「田舎の人も」「若者も」「年寄りも」
「日本人も」「外国人も」
「フリーターも」「正社員も」「両親そろう子も」
「シングルマザーの子も」

「みんなが幸せになればいい」

「自分だけ幸せになる」「誰かを不幸にしたまま」
「そんな幸せは」「長く続かない」
「なぜなら私たちは」「関係し合うからだ」
「怨念が蓄積されれば」「いずれ暴力として噴き出す」
「暴力が溢れる社会を」
「自分だけが幸せに生きられるのか」
「幸せな者は不幸な者より」「他人に好意を示せるだろう」
「他人の好意を当てにせず」
「自分だけで幸せに生きられるのか」
「他人の幸せと不幸は」「いつか自分に跳ね返る」
「他人が不幸で」「自分だけが幸せ」
「そんな幸せは」「長く続かない」

「みんなを幸せにしたい」

「民主党」

-------------------------------------------------------

現在、テレビでOAされているCMだって、

岡田党首の言葉をかぶせて、一番何を訴えたいのか分からないのに、

この映画用のCMも、あれもこれもと詰め込みすぎたため、

逆に画面構成がせわしなくなり返ってゴチャゴチャしすぎです。

少なくとも、私はこのCMを見てイライラしました。

それに『幸せ』と一括りにしても、「幸せ」の定義は人それぞれ。

例え、裕福な暮らしをしていても、周囲がそれ以上だったり、

自分より幸せそうだと思った瞬間から、人は不安や焦りや不幸を感じてしまうもの。

自分の裕福感は幸せにあまり結びつかないものです。

皆が幸せな社会は逆に誰もが幸せを実感できない社会とも言えるのではないでしょうか。

「今、自分は幸せかも」と思った瞬間から幸せな気持ちになるし、

「今、自分は不幸かも」と思った瞬間から不幸な気持ちになる。

要するに、「幸せ」なんてものは、裕福であろうが貧乏であろうが、

障害があろうがなかろうが、

自分の心の持ちよう一つで決まるものだと私は思っているので、

他人の尺度で「幸せ」かどうか決められたくありませんし、

「幸せにしてあげよう」なんて押し付けられたくもありません。

生きている人間すべてが幸せになったり、

四六時中幸せを感じていることは絶対に不可能ですから、

「みんなが幸せになればいい」とか「みんなを幸せにしたい」と

出来もしない事を平然と言う、

このような新興宗教まがいのキャッチフレーズの羅列したCMは、

ハッキリ言って気持ち悪いの一言です。




↑良かったら押して下さいまし。
Myエンピツ追加







名塚元哉 |←ホームページ