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2005年08月15日(月) 参拝しても、しなくても非難され。

靖国神社は遠いので、神戸の護国神社へ行ってきました。

60年という節目の年だからでしょうか、

一昨年、昨年は見かけなかった右翼がいました。

拡声器でギャーギャー喚いてはいませんでしたが、

クドイ街宣車に乗り込んでやって来て、

迷彩服で威圧的に境内の本殿にズラ〜っと並ぶもんだから、

奴らが危害を加えるわけではないんですが、

あの姿に躊躇して、本殿で手を合わすことの出来ない

家族連れやお年寄りの方もおられました。

「お前等、大事な日だからこそ普通に来れんのか?」と思いました。


<靖国参拝>石原都知事が6年連続終戦記念日に

> 東京都の石原慎太郎知事は15日昼過ぎ、靖国神社を参拝した。
>知事就任2年目の00年から毎年、終戦記念日に参拝しており、6年連続となる。
> 参拝後、石原知事は報道陣に
>「公人か私人かなんて、ばかな質問はするな」と話した。

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「これは公式参拝ですか?、私的参拝ですか?」って何十年同じ質問してんのでしょうか?

一般人には「公人か、私人か」なんてどうでもいいことですが。

参議院議員の鴻池祥肇氏のように、「公人か、私人か?」と聞かれれば、

「日本人です。日本人として、国のために殉じた英霊に

気持ちを込めて手を合わせてきました。」と答えてやればいいんですよ。


首相談話「反省とおわび」、中韓に未来志向訴え
小泉純一郎首相談話全文
終戦60年、戦没者追悼式に6300人参列
全国戦没者追悼式 内閣総理大臣式辞

【中国】小泉首相談話:中国ネット掲示板で「拒絶」相次ぐ
首相談話、関係改善の意思反映=「反省とおわび」前進なし−韓国通信社
「反省」、行動で証明を=小泉首相談話で韓国政府

靖国神社に参拝せずに謝罪しても、

「前進がない」と難癖つけられるのは、判りきっていたことです。

靖国神社に行っても非難され、行かなくても非難され、

どちらにせよ靖国神社にはいつ参拝しても非難されるのですから、

個人的には60年という節目の年なので、

靖国に行ってもらって公約を果たすと共に、

戦没者追悼式でこの談話を読み上げても良かったのではと思います。

ただ、ここで、参拝していたら一部では熱狂的に支持はされますが、

有権者の全てが評価するかは不明です。

反対に中国・韓国からの非難が起こり、

マスコミや民主党に上げ足を取られるでしょう。

そうなれば国民のなかで、以前も中国で反日デモがあったとき、

デモが起こるまでは、首相の靖国参拝支持が6割近くあったものが、

「中国や韓国に配慮すべき」と外圧に負けて、

首相の参拝支持が3割にも減ってしまったように、

解散により、支持率が数ポイント上がったとなっては、

参拝をすれば、待ってましたとばかりに中韓と民主党がギャーギャー騒ぎ、

日本の一部マスコミもネガティブキャンペーンを本格派。

反日デモにビビってコロッと意見を変えてしまうような層は、

また不支持に回ってしまい、選挙前のポイント減は痛くなるので、

靖国へ参拝するリスクのほうが大きく、

また8月15日に参拝しなかったとして、

現在の小泉首相や自民支持者が自民に投票しなくなるかといえば、

その可能性はあまり高くないでしょう。

それなら当然、小泉首相は安全な方を取るのではないでしょうか。

でも、「私はいかなる反対があっても必ず8月15日に参拝する」

と自分自身で言い切っておいて、中国の圧力に屈するかたちで、

前倒しして逆に「外交カード化」させ、今年もなおそれを実現し得ないなら

「最初から公約にするな! 15日にこそ参拝を決行すべき!」と言う人の考えも

間違っていないと思うし、どちらにしても難しい決断ですね。

日本人が外圧には負けないほどの信念があればいいのですが。

それから、村山対談を利用して謝罪する事には批判はありません。

既に、謝罪した事実は変えられないのですから、

今さら日本政府が謝罪を撤回したりすれば、

それこそ中韓との軋轢が更に悪化するでしょう。

この前の世界会議で謝罪したことに対しても矛盾します。

今後も謝罪は村山対談で、それ以外の新たな謝罪は必要ありません。

中韓は行動で示せと言いますが、更なる賠償に応じる必要もありません。

それに、何度謝罪しても、態度を変えない中韓の国民性を

日本国民や世界の第三者が見たら、

粘着な中韓に対する、日本国民と世界の見方も少しずつ変わってくるでしょう。

よほどの反日バイアスになった左巻きさん以外ならば。




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名塚元哉 |←ホームページ