ランダムに画像を表示










もくじ過去未来

2005年08月08日(月) 国民に郵政の是非を直に問いただすための解散

お知らせ:上記バナー「明日のためにこれを読め!」に、
『荒川区議会議員 小坂英二の考察・雑感』さん、
『お気に召すまま』さん、 『◆ ケシクズ ◆』さん、『くりろぐ』さん、
『Meine Sache 〜マイネ・ザッヘ〜 』さん、『★厳選!韓国情報★』さんを追加しました。




郵政法案を否決、衆院解散へ
衆院解散、総選挙へ…9月11日投票
自・公で過半数得られなければ退陣…首相が明言

(8/8)中川・自民国対委長:国民は民主や反対派新党支持しない

> 自民党の中川秀直国対委員長は8日午後、NHK番組のインタビューに答え、
>郵政民営化法案の否決を受けての解散総選挙を巡り、
>小泉純一郎首相が反対派を公認しない方針を表明したことで、
>自民党が劣勢を強いられるとの指摘に対し、「選挙はやってみないと分からないが、
>国民は『公務員天国』『大きな政府』の民主党や、
>今うわさされる(反対派の)新党を支持しないと思う」と自信を表明した。

> さらに、「そういう意味で自信を持って、堂々と戦うべきだと思う。
>でなければ、こんな郵政関係者からもご批判を頂いて、
>自民党分裂、野党に転落するかも知れないリスクをかけても、
>なぜこれをしなければならないか。我々の決意を国民の皆さんは
>是非理解して頂けると思う。
>でないと国民に選択権がはっきり示せない」と力を込めた。

--------------------引用終了-----------------------

国民の優先順位では郵政民営化は低いけれども、

それでも、約6割の人が民営化自体には賛成しているのですから、

「解散して国民に信を問う」と言う小泉首相の姿勢を私は支持します。

民主党の岡田党首は、夕方のJNNニュースで、

「郵政民営化は重要ではない」と言っていたそうですが、

重要ではないから先送りしていると、

ツケが回ってくるのは、私達国民なんですよ。

国民にとって重要なのは、年金、公務員問題、景気、

郵政はいずれにも影響大なんですが、

重要で無いならさっさと賛成して(もともとは賛成だったのですから)通して、

次の審議にに移れるようにすれば良かったのに、しかしそれをしなかった。

ようは解散総選挙→政権交代に目がくらんで反対なだけで、

国民の意見を一切無視したのではないのでしょうか。

先月も書きましたが、

自民党、特に田中派系(今は旧橋本派)の最大集票マシーンの一つが、

特定郵便局のネットワーク(全国特定郵便局長会「全特」や、

局長OBが集まる「大樹の会」など)で、

このネットワーク(35万票は堅いといわれている)を枯れされることは、

自民党の存立につながるため、民営化には反対だったわけです。

民主党、社民党、共産党も有力支持母体である労働組合の中に、

全逓(組合員数15万人)、全郵政(組合員数8万人)という大きな組織があり、

彼らは当然公務員資格がはく奪される民営化には反対で、

当然その意向は支持政党にも反映されるから、野党3党は民営化に反対。

そもそも国民全員の代表である国会議員が、

地元の意見しか聞かないなんて事がナンセンスなのです。

もっと大局にたった考え方をすべきなんです。

郵政民営化も国レベルで見れば反対する方が少数派なのは必然。

反対するならそれなりの代案を示すべきですが、代案はなし。

とくに反対派の急先鋒としてTVにでまくっていた荒井広幸議員なんて、

過疎地域の集会所にお年寄りを集めて、

「小泉はこの地域から郵便局をなくそうとしてるんですよー」と演説している。

もちろん「郵便事業そのものが過疎地からなくなる」というニュアンスで。

そして「小泉は悪い奴だ」と老人に説いて回っている。

しかし、どこの世界に過疎地域の郵便事業を

全廃するような法案を可決させる国があるというのでしょうか?

このように、誰でもちょっと考えればわかるようなことを、

「国民はどうせそんなことを考えない程バカだ」とでも言うように、

彼は無知な年寄りを無意味に脅かしてるだけ。

ほんと荒井広幸氏とか反対派を見てると有権者を馬鹿にしているとしか思えません。

これらのことを踏まえれば、この解散総選挙は、

『改革派VS利権派』と実に分かりやすい構図なのです。

こんな明確な選挙がいままであったでしょうか?

小泉首相や亀井、岡田に公明、それぞれ思惑を抱きつつ動き始めましたが、

結果がどうなるかは神のみぞ知る。

改革派を支持するのか。利権派を支持するのか。

それは、貴方自身が決めることなのです。




↑良かったら押して下さいまし。
Myエンピツ追加







名塚元哉 |←ホームページ