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2005年06月24日(金) 小泉首相の「対話と圧力」は、北に対話、家族に圧力か?

北に経済制裁を、拉致被害家族ら国会前で座り込み

うだるような暑さと、アスファルトの照り返しで、

ご家族や応援に駆けつけた方々の疲労は相当なものだったと思います。

それなのに、どこの局も取り上げる時間が短すぎるような・・・。

せっかくの行動も、これでは充分に世論にアピールできないじゃないですか。

<小泉首相>拉致座り込み「制裁すれば解決する状況でない」
経済制裁に慎重−細田氏 被害者家族座り込みで

八方が塞がったこの状況で、「対話と圧力」の対話である交渉再開へ向けて、

動いているのかさえ不透明なこの状態。

小泉首相はご家族の方々と対面し、現在、どのような状況下なのか、

そして、制裁発動をせずに解決に繋がるような戦略があるのか、など

一度、自分の考えを述べるべきではないのでしょうか。

岡田代表らが拉致被害者家族の皆さんの国会前座り込みを激励

蓮池さん夫妻、地村さん夫妻、曽我さんの5人が、

念願かなって日本へ帰国し、政府が返さないと決断した後に、

「(拉致被害者)5人を(北朝鮮に)返さないと政府が決める必要はない」

と言ったのは、民主党幹事長時代の岡田氏だったはずだが・・・。

5人が自分達の意思で、「北へは帰らず日本へ残る」と言ったからには、

政府がそれをフォローし「北朝鮮へ返しません」と言うのは当たり前だろーが。

都議会議員選挙のための見え透いたパフォーマンスなんだろううけど、

今回の行動も、小泉首相に反対して中国や韓国に同調するのも、

単に小泉政権とは違うということをアピールしてのことなんだけど、

先日も、靖国に変わる追悼施設を作れと言ったり、

他国に言われたから追悼施設建設を検討するなと言ってみたり、

最初から反小泉ありきだから、言動に一貫性が無い行為も平気でやってしまう。

まぁ、パフォーマンスでも家族と会おうともしない小泉首相よりもマシにも思えますが、

同じパフォーマンスなら、経済制裁について国会で提議しろとも思う。


米国、北朝鮮に6カ国協議再開の日程の決定促す

そろそろ6ヵ国協議に出てこざるを得ない状況になってきたら、

次ぎは、「人権問題」を盾にして、先延ばしするつもりでしょうか?

朝鮮、六ヶ国協議の「人権問題」回避を強調

> 朝鮮の中央通信社は23日論評を発表し、アメリカが朝鮮に対し新たな
>「人権攻撃」を行っていると非難し、「これは朝鮮半島の核問題を巡る
>六ヶ国協議に水を差すもので、六ヶ国協議では
>「人権問題」に回避すべきだ」と強調しました。

> この論評は、「最近、国際社会は六ヶ国協議の再開のため
>条件作りを要求しているが、アメリカでは、「大統領の脱北者会見」という
>茶番劇を演じている。これは朝鮮を敵視するための『人権攻勢』である」と指摘した上で、
>アメリカの指導者が「人権問題」を再度持ち出したことは、
>朝鮮を認め尊重するという彼等の立場はしっかりしたものではなく、
>これは、六ヶ国協議再開に水を差したと非難しました。

-----------------------------引用終了---------------------------------

>最近、国際社会は六ヶ国協議の再開のため条件作りを要求しているが、

お前が言うな。

核問題を引き起こしてるのは北朝鮮だし、

6ヵ国協議を拒否してるのも北朝鮮なんだけど。

「水をさす」とはどういうことか?




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名塚元哉 |←ホームページ