昨日のことですが、筑紫哲也と金大中前大統領の対談が放送されるというので、久しぶりに、『NEWS23』を見ましたが、期待通りのデンパでした。金大中氏が対談の席で、「日本に言葉を奪われ名前を奪われ」と言ってましたが、嘘ですから。こちらに日本統治時代の「朝鮮地方」の教科書の写真を見てもらえれば分かりますが、日本語もハングルも教えています。李氏朝鮮王族では漢字が優先されハングル文字は、下民の文字と馬鹿にされて、ハングル文字は日本統治前は普及していませんでした。(朝鮮民衆の識字率は女性で8%。)日韓併合後、日本の朝鮮総督府が朝鮮人の識字率を上げる為に朝鮮に学校を作り、日本語とハングルを教えました。ですから、日本はハングルの使用を禁止していないどころか、ハングルを一般に広めたのは日本統治時代の教育によるものです。名前を奪われたというのは、「創氏改名」のことですが、氏(ファミリーネーム)を持たない朝鮮人に氏を創らせ、改名することを許可するというもので、強制ではなく申告制でした。当時朝鮮人の位置付けは中国人より下だったので、日本名改名希望者が殺到。日本では洪思翔中将や、朝鮮人でありながら、日本軍将校として西安で中国軍を撃退し、勲章を受章した金錫源少佐や、満州建国の立て役者ともなった白洪錫少将など、日本軍内部でも朝鮮名のまま活躍した将校達も大勢いました。参考リンク:日本の教科書って… 2004年 10月 11日(散歩道さん)創氏改名(散歩道さん)創氏改名 とは何か◆日中関係 ああ、なんと不毛な(5月25日付:朝日新聞社説)中国のドタキャンに対して批判しているのは、>首相との会談を当日になってキャンセルするのは極めて異例だ。>理由を明確にしなかったのもマナーに欠ける。たったコレだけで、後は大方の予想を裏切ることなく中国擁護に小泉が悪いの大合唱です。> 4月下旬、小泉首相は胡錦涛国家主席とジャカルタで会談した。>首相は反日デモで、主席は靖国参拝など歴史問題でそれぞれ適切な>対応を求め、関係改善への努力を確認したはずだった。>実際、中国はその後、各地に広がった反日デモを抑え込んだ。>日本公館が投石などの被害を受けたことに謝罪はしてないが、>現状回復を約束した。小泉首相は、「デモは言論の自由だからやっても構わないけど、暴動だけは止めてほしい。」と言いましたが、「デモ自体を抑えこんでほしい」なんて一言も言ってませんでしたよ。朝日は常日頃、中国や韓国に謝罪しろ、賠償しろと言うくせに、これが逆だと原状回復を約束したんだから、謝罪や賠償はしなくても良いと?お得意のダブルスタンダードですね。> ましてA級戦犯の戦争責任は、日本がサンフランシスコ講和条約で>東京裁判の判決を受け入れたことで、国際的に決着のついたことである。>その責任をあいまいにする靖国参拝に、当事者でもある中国が不信を>表明するのを「干渉」とはねつけるわけにはいかない。刑の執行を受け入れ、勝手に恩赦等を行わないことを約束しただけであって、裁判の歴史観や公正性を受け入れたものではありません。先週の水曜日の日記でも書きましたが、中国がサンフランシスコ対日平和条約第十一条に基づいて戦犯問題、ひいては、東京裁判について発言する法的資格がないんですよ。中国(もちろん当時は中華民国で、中国人民共和国はありませんが)は、連合国側で終戦をむかえましたが、サンフランシスコ条約調印には、中国は代表権問題で米英の意見が一致せず会議には招集されませんでした。サンフランシスコ対日平和条約第二十五条では、「この条約に署名し且つこれを批准した」当該国を「連合国」と定義し、「この条約は、ここに定義された連合国の一国でないいずれの国に対しても、いかなる権利、権限又は利益を与えるものではない」と明記しています。このような理由で中国(中華民国、したがって中華人民共和国にも)には、平和条約第十一条に基づいて発言する法的資格はないのです。要するに、中国はサンフランシスコ条約の「当事者」ではないので、口出しする権利はないんですよ。> 日本が植民地支配した韓国も同じだ。> 首相は01年の金大中大統領との会談で、>靖国神社に代わる追悼施設の検討を約束した。なぜか、ここで韓国が出てくる。靖国神社に代わる追悼施設の建設を約束したわけではなく、検討を約束しただけで、検討はちゃんとしましたよ。検討の結果、新たな施設の建設に反対の声が多数でしたが。>こんな切り口上を続けていては、不毛な連鎖は深まるばかりだ。朝日の社説を論評することのほうが不毛なのかも。オマケリンク:[中国副首相帰国]「最低限の国際マナーに反する」(5月25日付・読売社説)5月25日付・読売新聞編集手帳「躾(しつけ)」という字は日本で生まれた。和製の漢字「国字」という。はるか遠い昔のことで、誰の創案によるものかは知るよしもないが、「美しい身」とは言い得て妙である◆子供は親がしつけるが、国家をしつけてくれる者はいない。遠回りのようでも、国際社会のなかでひとつ恥をかいては、ひとつ利口になり、自習していくのだろう◆中国の呉儀副首相が、先方の申し入れで決まった小泉首相との会談を突然取り消し、帰国した。靖国の問題が原因というが、酒場の酔漢ではなし、「気にくわない、帰る」では外交にならない。理由がどうあれ、礼を失している◆反日デモの暴徒に好き放題をさせた中国政府には、「これで法治国家かね」「北京五輪は大丈夫?」と、疑問の声が世界のあちこちで上がった。学習効果だろう、いまはデモの暴走を抑えにかかっている◆法の次は礼儀、中国の「しつけ自習」は2科目目に入ったらしい。副首相にはいつの日か、「あの時はごめんなさい」との言葉を携えて、卒業旅行の再訪日をしてほしいものである◆毎度毎度、自習を手伝わされる側はいい迷惑だが、さりとて、こちらが頭に血をのぼらせれば相手の蛮風に染まる。中国政府、中国の人々にはいままで通り、礼節をもって接することが肝要だろう。躾の本家として身を美しく保ちたい。産経新聞【主張】靖国参拝の意義 首相は世界に向け説明を産経新聞朝刊コラム「産経抄」>独立を求めるチベットの人々を武力制圧し、ダライ・ラマ十四世を>亡命に追いやった過去を持つ中国共産党の後継者が、>血塗られたラサの地で「歴史認識」をどう語るか、じっくり聞いてみたい。もう一個オマケ:中国の偉大な指導者が日本に送った感謝の言葉。昭和39年、社会党の佐々木更三委員長=当時=が『中国人民に多大の損害をもたらして申し訳ない』と謝罪した時の毛沢東の言葉・・・「何も申し訳無く思う事はありませんよ。日本軍国主義は中国に大きな利益をもたらしました。中国国民に権利を奪取させてくれたではないですか。皆さん、皇軍の力なしに我々が権利を奪う事は不可能だったでしょう。」(毛沢東思想万歳・・・下巻より)「日本は中国を助けたことになっている。・・・・日本が蒋介石を重慶まで押し下げてくれたので、我々は日本軍の占領地域の後方に広がった。・・・皆さんだけを責めるのは不公平だと思う」・・・鄧小平 ↑良かったら押して下さいまし。Myエンピツ追加