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2005年04月08日(金) 朝日の社説には、毎日驚かされっぱなし。

ダライ・ラマ訪日、政治活動は自粛

> 中国政府は、チベット独立の精神的な象徴であるダライ・ラマを
> 「分裂主義者」とみなし、日本政府に対し入国を認めないよう求めていましたが、
>日本政府は、政治活動の自粛を条件に入国を許可したものです。


ダライ・ラマ氏は、過去何度も日本に来日しており、(こちら参照。)

中国も無視していたように思うのですが、今回は抗議をしてきたのは、

やはり人民への反日感情増幅を狙ってのことでしょうか。


中国政府はバチカンとイタリアに抗議

> 台湾の陳水扁総統がローマ法王の葬儀に出席することについて、
>中国政府は、バチカンとビザを発給したイタリアに抗議しました。

中国、バチカンに代表団派遣せず 台湾との外交に不満

>バチカンは欧州で唯一、台湾と外交関係があり、
>中国との関係改善には台湾との断交が必要だという主張を改めて強調した。

>秦副局長は、台湾の陳水扁(チェン・ショイピエン)総統が葬儀への
>出席を予定していることについて「バチカン側は実際の行動で
>関係改善のための条件を作り出し、新たな障害を設けることはしないでほしい」
>と反発。陳総統にビザを発給したイタリアに対しても「強い不満」を表明した。


真に友好を求めているなら、このような場合は政治的問題は持ちこまないはずで、

結局、中国は自分たちの利益を得ようとしているだけ。

こういうのが積みかさなって、EU諸国は、

中国への武器輸出解禁を考え直してくれればありがたいんですが。


◆ 昨年のこの時期は、朝日新聞VS読売&産経新聞が社説で

国旗・国歌論争でバトルを繰り広げ、

朝日は尻に火がついたまま論点をすり替えて逃げ回っていましたが、

また今年も産経新聞と社説バトルをはじめました。

「つくる会」 こんな教科書でいいのか(4月6日付・朝日社説)

教科書問題 驚かされた朝日新聞社説(4月7日付・産経社説)

産経社説 こちらこそ驚いた(4月8日付・朝日社説)

今日の朝日社説の反論は、まったく昨日の産経社説への反論になっておらず、

毎度の事ですが論点のすり替えに終始していますね。

>朝日新聞はこれまで「検定はできるだけ控えめにすべきだ」
>「教科書は多様な方がよい」と主張してきた。その考えはいまも変わらない。

と主張するものの、次の行では舌の根も乾かぬうちに、

>それでも、「つくる会」の歴史教科書を取り上げて批判したのは、
>やはり教室で使うにはふさわしくない、と考えざるをえなかったからだ。

「教科書は多様な方がよい」と言うものの、

「『つくる会』の教科書はふさわしくない」と主張すれば、

大きく矛盾していることになりますが、

物書きのプロとして、その矛盾に気付かないのでしょうか。


>「つくる会」の教科書は、子どもたちが日本に誇りを
>持てるようにしたいと願う余りだろうが、歴史の光の面を強調しすぎて、
>影の面をおざなりにしている。


影の面って、朝日新聞が作り出した捏造ばっかりじゃん。

南京大虐殺しかり従軍慰安婦しかり。


>その落差が他社の教科書に比べて際立ち、バランスを欠いているのだ。


他社の教科書と比べてみて、

具体的にどこがバランスを欠いているのか指摘していません。


>だれでも自分の国を大切に思う気持ちに変わりはない。


朝日が大事にする国は、日本じゃないことだけは確かでしょう。


>しかし、同時に他国の人たちに十分目配りをしなくてはならない。
>そうでなければ、正しい歴史を次の世代に伝えることにはならない。
>私たちが批判したのはそのことである。


日本の歴史教育の目的は、

子供にアジア(主に中国と韓国だけ)への謝罪と反省の心を

植え付けるためだけに終始しないといけないのでしょうか。



>産経新聞が「つくる会」の教科書を後押ししたい気持ちはよく分かる。
>発行元の扶桑社は、産経新聞と 同じフジサンケイグループに属しているのだ。
>自社の紙面で宣伝してきたと言われても仕方あるまい。


朝日もコラムや社説で、朝日新聞主催の○○展や

朝日出版の本などをよく取り上げてますね。語るに落ちたとは、このことです。

昨年の読売&産経VS朝日の社説バトルは、最後に朝日新聞が逃げたけど、

今回はどっちが勝つのでしょうか?

記憶に新しいNHKとの論争を見ればわかるけど、

朝日はこの手の論争になるといつも論点をぼかして、

最後は一方的に「勝利宣言」をして逃げるから結末は最初から見えてますか・・・。




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名塚元哉 |←ホームページ