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2005年02月24日(木) 毒をもって毒を制す?

桂文珍が読売系「ウェークアップ!」降板へ

>また後任は読売テレビの解説委員、辛坊治郎氏(48)が務める。

月〜金曜日の朝は『ズームイン』(午前3時起きだそうです。)、

金曜は帰阪して、夜に『たかじんのそこまで言って委員会』を収録、

それが終って、土曜の朝に『WAKE UP』。

読売テレビ、働かせすぎ。


フジテレビ会長、ライブドアが「訴えるなら受けてたつ」

ホリエモンは別に応援していません。「女も楽しみも全て金があれば手に入る」

と言う考え方をするが人間的に好きじゃないから。

ただ、今回のフジの手法には露骨すぎるという印象を持ってしまいました。

確かにライブドアのこれまでの強引なやりかたは気に入りませんが、

この対応により、フジは会社は取締役会のものだと

言いたいかのような印象を与えてしまっています。

自分たちの首がつながるためには、既存株主なんて無視しても構わない。

これが認められれば、そもそも企業買収をしようという企業がなくなるし、

筆頭株主も恐ろしくて取締役に会社を任せられなくなるのでは?

フジテレビが行ったライブドア排除について、

証券アナリストの一部はブログなどで、

「証取法違反27条に違反している疑いがあるのでは。」とも指摘しています。

フジテレビは、メディアなどで、株の買い取り数を具体的な数値を

表示して下げる事を明言していることが、

証券取引法第27条の6の3にひっかかるそうです。

これによると、公開買付予定株の価格の引き下げや減少を

行う事はできないことになっているそうです。

変な具合に引っ掻き回されたり、ハゲタカにむしられたりしないように、

うまく外資を呼び込みそれを梃子に経済発展しなければならないわけですが、

ところが、フジの今回のやり口がまかり通るようになると、

外資を呼び込むどころか、むしろ逃げていってしまうということもあり、

商法違反。法律違反スレスレか、法を犯してまでの新株発行は、

戦略の一つとしてはアリなのかもしれませんが、

それを違法なことをしてまで守ろうとすることで、

その他の株主や、日本への影響は大きく、

やり方としてはかなりまずかったのではないでしょうか。

21時のNHKニュースでは、

「ライブドア ニッポン放送へ仮処分申請」と報じられてました。

仮に、ライブドアが裁判に勝ったとしても、フジがニッポン放送株を

25%以上持ってるからフジテレビは支配できませんし、増資も無理。

800億も転換社債出して、フジから見放されたニッポン放送を

獲得しても、運営は難しいでしょう。

裁判に負けたら(専門家でも意見が分かれるから可能性としてはあり)

それこそライブドアは存続の危機。

裁判の結果がどちらでもライブドアにとっては辛い。

まぁ、ビジネスの世界は結果だしゃ勝ちですけど、

この際、いろいろ奥の手を捻り出してもらって、

日本の商法のおかしい所を浮かび上がらせてもらって、

そして、法改正してより良い市場ができればいいんじゃないかと。

最初から完璧なものなんてこの世には無いのだから。




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名塚元哉 |←ホームページ