★★natsuka.net 本日の更新★★TOPページの写真とメインページのCGを12月用にしました。Link(ステキな日記書きさんのHP)に『初老日記』 『ときおり。』 『ブタヅラ』 『キューノアソビバ』の4件を追加しました。◆「毒まんじゅう」など選出 今年の流行語大賞個人的には、「毒まんじゅう」より「へぇ〜」の方が、巷でも使われていて本当の流行語だと思うんだけど。昔に賞を取った「ブッチホン」とか「雑草魂」とかも巷で言っているのを聞いたことが無く、ぜんぜん流行ってませんでしたから。巷で流行っているより、インパクトのあった言葉に賞を与えるのなら、「インパクト語大賞」に名称を変えたほうがいいんじゃないの。◆流行語じゃありませんが、マスメディアやネット上で最近、イラクで頻発するテロ行為を「レジスタンス」(抵抗運動)と言っているのを頻繁に見かけます。民主政権の樹立とイラクの復興に力を注いでいる人々が、民主政権の樹立によってのイラク復興を望まないテロリストに無残にも殺されたわけで、これを「レジスタンス」と言ってしまうのは、言葉のすり替えによってテロを正当化し思考停止になっているだけにすぎません。イラクに自衛隊をまだ派遣していないのに日本の外交官が犠牲になったり、アメリカのイラク進攻の際に自国の空港を利用させなかったトルコでさえ大規模な爆弾テロが起こったりしてるのを目の当たりすれば、テロは世界のどこでも起こりうるものだと明白になったわけで、犠牲になった外交官2人を「小泉が殺した!」だとか、「イラクに非戦闘地域は無い」なんて突っ込んでいる人も思考停止になっているどころか単純な責任追及だけは、空虚で無意味だということを分かってほしいものです。先週も書いたけど小泉首相もいいかげん、「安全」という詭弁を使わず、「危険だからこそ、その危険に対処出来る装備と訓練と心構えを持った自衛隊を派遣する。それでも死傷者が出る可能性があるが、(死傷した場合の自衛隊員の補償額が示されているので、政府は死傷者が出る可能性を認めているのでしょう。)イラクに自衛隊を派遣する必要がある」と明言し、犠牲になるのは、必ず「現場の」公務員や隊員なのですから、死傷者が出たら、政府としてどう責任をとるのかという考えと、日本の国家像がどうあるべきで、それを国際社会の中で実現する為にイラク派兵がどういう意味があるのかをちゃんと説明するべきとは思う。何の説明も果たさぬままで、派兵を進めれば「理念無きアメリカ追従」と批判されても仕方がありません。マスメディアも民主党も国連指導の下でのイラク復興だとか、イラク新政府が出来てから行けばいいなんて意見ばかりですが、そんな議論や意見なんて空虚なことこの上ない。安定した政府を立ち上げる為の足がかりとして復興支援に行くのであって、新政府が機能するほどイラクが復興への足がかりを掴んだら、自衛隊からNGOなんかがそれを引継いで行けば良いだけのこと。なし崩しに今の方針を変えようとするのは簡単なことですが、それに関する具体的な案や、それにより発生するリスクとメリット、コストとベネフィットを明らかにするべきだと思う。何も答えず、ただ小泉首相を批判するだけというはとても卑怯で、こちらも詭弁以外の何ものでもないどころか、それは亡くなった日本人外交官お二人の遺志を踏みにじり、イラク復興と対テロに対する日本の態度決定を先送りするだけのものです。昨日紹介した外務省のサイトに掲載されている「イラク便り」の中で奥氏はイタリア国家警察部隊襲撃についてこう述べていました。>犠牲になった尊い命から私たちが汲み取るべきは、>テロとの闘いに屈しないと言う強い決意ではないでしょうか。>テロは世界のどこでも起こりうるものです。>テロリストの放逐は我々全員の課題なのです」ところが朝日の社説は■二人の外交官の死――「たじろぐな」では済まぬ遠まわしな書き方ながら「これはテロではなく戦争だ」とテロを正当化し、アメリカがイラクの民主政権樹立まで暫定的に占領しているのを止めて、テロを繰り返している勢力に任せろ書いています。これでは、テロリスト側の気持ちを代弁している以外の何ものでもありません。挙句の果てには、日本はテロに屈するのが最良だと。あ〜だこ〜だ言いながらも最後の言葉は「それが、亡くなった二人の遺志を生かすことに通じる。」です。これは明らかに奥氏の遺志に著しく反しています。死人に口無しとばかりに、レジスタンスだの、ほっておいてテロ勢力に任せろだの、国連に任せるべきだの、新政府が出来てからだの、こういった言葉や論理のすり替えには、怒りがこみ上げてきます。 ↑投票ボタンです。今日の日記が良ければ押して下さいまし。Myエンピツ追加