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2003年10月15日(水) いったい、いつまで待てばいいのか・・・。

曽我ひとみさんが手記「家族、ずっと待ちます」
帰国1年 曽我ひとみさんが会見
■蓮池夫妻会見 信じて、今を生きる
地村さん夫妻が手記 帰国1年の心境つづる
昭和52年不明の松本さん 北朝鮮で目撃証言

拉致被害者5人の方が帰国されてから今日で1年経ちました。

やっとの思いで日本に帰ってこれても、まだ子供たちや夫のことで

日々悩む5人の皆さんの心中は察するにあまりあります。

何も進展がないのが、もどかしい限りです。

私たちにできることは、この問題を風化させず声を上げ続けることだけ。

しかし、拉致被害者帰国からちょうど1年のこの日に、

これ見よがしに来る万景峰号の入港を黙って受け入れる

この国の姿勢を、国際社会が知ったら呆れるよ。

拉致議連:原口副会長「2人の生存確認」 国政報告会で

拉致議連は超党派で、本当に被害者とその家族のために

活動しているのではないのですか?

一日千秋の思いで待っている家族の方々のことを

間近で見て、親身になって考えればこそ、

けして帰国うんぬんをいたずらに騒ぐことなく、

もし確実な情報であれば、公の場で言うのではなく、

正式な拉致議連のルートを用いて

心配している家族に真っ先に伝えるのが真摯な対応なのでは?

拉致家族の訴えを最もよく聞いてその痛みを理解しているであろう

原口さんこそが、このことを政権闘争の道具に使っているんじゃないの。

もし、この情報が事実で、帰れるはずだった人たちが、

この無責任な発言一つで帰れなくなったらどう責任を取るつもりか。

>(政府は)それで拉致問題を終わりにする約束のようだ。

本当だとしたら終わりにしようとしている人間はバカとしか言いようがありません。

拉致事件は根本的解決まで終わることはありません。

日本人の北朝鮮(ブタキム体制)に対する不信感は、

2人くらいが帰ったからといって解消されるわけないのだから。

拉致被害者の方々が帰ってきてからでも、

「拉致問題を終らせてはいけない」といくらでも批判できるだろーが。

民主党といえば、渡辺 周氏の10日の日記

>ある筋によれば、選挙中にもある拉致被害者本人の
>帰国が実現する可能性があるとの情報。
>また既にその方の生存安否を政府は確認していたとの情報もある。
>もし、その被害者の帰国が実現するなら、日本国民として大変喜ばしい。

>だがしかし、なぜこの時期なのか。
>もし仮に、既に生存を確認しながら、その情報開示と帰国を、
>「この時期」にぶつけようとしているのであれば、
>政治利用もはなはだしく、あまりにも露骨としか言いようがない。

数日前まで、この日記には横田めぐみさんの名前が書いてあったけど、

削除されて拉致被害者本人と書き換えたようですね。

「なぜ、この時期」にとサヨク系の思想の人はよく言うのですが、

どの時期ならばいいのかと問い詰めたい。

生存している以上、日本に帰ってくるのなら良いに越したことはありません。

民主党の議員や支持者は選挙が終わるまで、

拉致被害者帰国交渉を凍結しろというのでしょうか。

今、日本にいる被害者家族の方々も、

北朝鮮にいる100人以上の拉致された方々も

「1日も早く」家族に会いたいんですよ。

それなのに、人気取りの道具になるから拉致被害者は

まだ帰ってくるなとでも言いたいのでしょうか。

どっちの得点になるという次元の低い問題じゃありません。

「選挙に利用するんじゃない!」という陰謀論派が、

帰国実現の足を引っ張ってる可能性もあるということを

分らない渡辺氏は議員の資質がありません。

むしろ、日程だの政権利用だのとまくしたてて騒いで、こういう話を公開して、

支持率アップに拉致問題を利用している民主党の方が姑息に映りますが。

拉致被害者のご家族の方のほとんどが高齢者です。

残された時間は短いのだから、こんなことで足の引っ張り合いなどせず

一日も早く帰国が実現できるように党の垣根を越えて

協力しなきゃいけないのではないのでしょうか。




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名塚元哉 |←ホームページ