安保理、17日にイラク問題で非公式協議(読売新聞)米、最後通告で亡命要求へ 対イラク猶予は3日間かな、なんか僕の誕生日の日に開戦するような気が・・・。戦争の空気は重苦しくわたしたちを被っていますが、今のところ、まだ主役は国連と国際社会です。考えてみれば、こういったことはかつてなかったのではないでしょうか。古くはイギリスのアヘン戦争から、東アジアへの旧日本軍の侵略、ナチスドイツの東欧への侵略、アメリカのベトナムへの介入、旧ソ連軍によるアフガニスタンへの侵攻など、強力な軍事国家の戦争行為は国際的な議論がほとんどない状態で始まりました。戦争当事国への批判や、反戦運動が起こったのも戦争が始まってからです。戦争の可能性が国際的な議論を引き起こし、その議論の内容がある程度公開されているのは人類の歴史で初めてのことかも知れません。僕はアメリカ政府の主張を支持しませんが、とりあえず現時点まで、ぎりぎり国際社会の理解を得ようとする姿勢は、これまでの超大国・覇権国家には見られなかったものではないかと思うことがあります。ただし、現在のアメリカ政府がこれまでの覇権国家に比べて民主的なのか、アメリカ国民とメディアの多様性が政府への監視装置として機能しているのか、それは不明です。日本政府の中に、「戦争よりも平和がいいというのは当たり前のことだが、平和主義ですべてが解決できるわけではない」というようなニュアンスの発言をする政治家が目立つようになりました。自分としても戦争を望んでいるわけではないですが、戦争を支持する人は必ず「もう戦争しか解決策がない」といったロジックを使います。戦争か平和かという二元論は、イラク問題を考えるときに、思考停止を誘うものです。重要なのは、外交手段として戦争を選択するのか、あるいは別の外交手段を探すのかということでしょう。平和か戦争かという二元論は、外交努力を最初から放棄している表れのようにも見えてしまいます。●邦人のダンサー女性がイラク残留へ 「母には電話しない」親の気持ちを考えられない人が、どうして人類の平和を実現できるのでしょうか。自分が帰らないなら外務省に「せめてこのイラクの子供達を私の代わりに」と安全圏に連れて行かせてあげなよ。マザーテレサは「私はとりあえず目の前の人を助ける」という行動原理だったように、踊る以外に何か行動は起こさないのかな?フセインと一緒に踊っているだけだったら、何かがあっても同情の余地はありません。今までの「人間の盾」からは人間の醜さと愚かさしか学べませんが、このシールドダンサーはもっと高尚な何かを学ばせてくれるのでしょうか? この人が、もし無事に戻ってきたら、『ニュースステーション』と『NEWS23』で、踊りを披露するのに1000点。関連リンク:踊る人間の盾 乃木猫姫 村岸由季子「人間の盾」の米国人、ひかれて死亡 パレスチナ(朝日新聞)レイチェルさんは、よくやったよ。これこそがホントの人間の盾だよ。それにくらべて、韓国人最後の「人間の盾」、ハン・サンジン氏は、>「隣の建物にCNN記者が泊まっているため米軍の空襲がないはずだという話を>聞いてこのホテルを宿舎と決め、下の階に行くほど安全だと聞いたので>2階にした」とし、苦笑した。 人間の盾と称して、安全なところにいるのはどういうことでしょうか??? ↑投票ボタンです。今日の日記が良ければ押して下さいまし。Myエンピツ追加