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2002年12月01日(日) 亀井は末代まで借金という呪いをかけたいらしい

★★natsuka.net 本日の更新★★

メインページのCGを12月用に変更しました。



先月の29日だったでしょうか、

江藤亀井派が扇動して、地方議員が集まり

小泉首相降ろしの決起集会が開かれました。

地方議員決起と言っていますが、

22人の国会議員が、

ノルマ制で地方議員を連れてきただけなんですけどね。

この時期に政権基盤が脆弱になったら、

拉致問題解決が大幅に遅れます。

もしかすると、北朝鮮問題を葬ろうとする勢力が、

経済を理由に小泉降ろしを企てているのでしょうか。

今日の『サンデープロジェク』にも亀井静香氏は出演していましたが、

だいたい亀井氏が倒閣したって、経済状態がよくなるわけじゃないでしょう。

小泉首相を批判するのなら、

今、小泉首相が進める経済政策に代わる新たな経済改革案と

その根拠を示さなくてはいけないはずです。

批評・批判が成立するためには、批判の対象に取って代われるような存在、

あるいは批判の対象に不足している思われる部分を明確に

提示しなければいけないのです。

しかし、亀井氏をはじめとする彼ら抵抗勢力は、

ただ自分達が主役になりたいために小泉氏を降ろしたいだけで、

後のことなどなにも考えてないので、

「あいつのここがダメ」としか言いません。

したがって、彼らの言説はただの「愚痴」です。

愚痴が許されるのは、彼らが

「今は暗いけど将来的には誰かが何とかするだろう」という

のどかな認識の中にいるからでしょう。

恐らくそういった愚痴はこれまでも延々と繰り返されてきて、

現代のような、ネガティブな要素だらけの世の大転換期には

そういった愚痴だけでは何も変わらず、波に乗り遅れることに、

彼ら老人達は気づいていません。

この国は、多くの老年層が既得権益を持ったまま逃げ切ろうとしていて、

多くの若年層がそれを察して活力を失いつつあります。

そうやって数えきれない国家が衰退していきました。

まさに、日本は衰退する国家の王道を歩んでいるようです。




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名塚元哉 |←ホームページ