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2002年11月01日(金) 日本のプロ野球のことより自分のことを考えよう

★★natsuka.net 本日の更新★★

メインページのCGを11月用に変更。


巨人の松井選手の来年度の去就が注目されていましたが、

今日、正式にメジャー挑戦することが決まりました。

僕は野球に限らずサッカーでも選手が海外へ出るとき、

なぜ、周囲が止めるのかが分りません。

結局は本人が決めたことだし、海外へ挑もうとする選手は、

誰が何と言おうと海外へ出るから、

好意的に見送るのが一番いいのではないでしょうか。

メジャーでも欧州のサッカーでも、スタジアムやピッチの

雰囲気とか観客の熱狂を一度目にしてしまうと、

選手もプロを目指す子供達も、どちらでプレーしたいかと聞けば、

答えはハッキリしているはずです。

以前、オフで帰国した佐々木投手がこんな話をしているのを聞きました。

シアトルの球場でプレーをしていて楽しいと思うのは、

そこに生の観客がいて、生の空気、土と芝生の臭い、風や雨が

感じられることだ言いました。

さらに、皆が自分の投球を真剣に見守っていることが、

とても張り合いになると。

観客と選手の作りだす緊張感、一体感がメジャーにはあるのです。

日本のように、球場中を右往左往する売り子に注意をそがれ、

投手が球を投げる時の息づかいには一向に関心を示さず、

何かに取り付かれたように休むことなくメガホンを叩き、

大騒音を立てる観客ではなくて、

アメリカでは本当の野球好きが自分の一球一球を見守ってくれていると

佐々木投手は自分の経験を語っていました。

街の景観を考えることなく建てられた球場のデザイン、

建物が大きければいい、人工的に雨風を避けれるのがいい、

寂しい雰囲気のシートやその他全体の色使い、

見るだけでイライラする広告の看板、

応援そのものよりも、みんな一緒の一体感に浸り

ただ騒ぎたいたい人々、

目の前に生の選手がいるのに、巨大なスクリーンばかり見る人々。

飲み食いの売り上げだけが大切なスポンサー。

このような「日本病」にかかった日本のプロ野球が、

選手や真の野球好きから見捨てられようとしています。

将来的なヴィジョンを持ちえていない日本のプロ野球は

このままだとどん底まで衰退するでしょう。

しかし、日本のプロ野球のことを心配するヒマがあるのなら、

自分のことを考える方がいいですよね。




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名塚元哉 |←ホームページ