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2002年08月19日(月) 障害者はいつまで健常者の発奮材料に利用されるのだろうか

台風の影響からか、今日はすごい強風。

そんな強風の中を、いつもの定期健診に病院へ。

いつものように心臓のほうは大丈夫なようです。

先週の土曜日に『24時間テレビ』の詭弁さを

書いたところ、メールをたくさん頂きました。

賛同意見10。批判意見9。

あのような番組でも、まだ感動する人が多くて日本はのどかだなと思いました。

あの番組の裏事情のアナウンスが広まれば、

募金した人は「詐欺だっ!」って怒り出すのでしょうか?

ナンダカンダ言いつつ、

番組は少しの時間ですが数回見ました。

藤原紀香さんは、第2の黒柳徹子を目指してほしいと思います。

アフガニスタンの子供達の澄んだ瞳が、

けっして濁らないように、国連はもっと努力をするべきでしょう。

日本も意味もなく数千億円の公的資金を投入するのなら、

こういった国への投資に使用するほうが、よほど価値あるお金になるのにと

『あの金で何が買えたか・文庫改訂版』を

病院の待合室で読みながら思いました。

そして、あの番組を見ていつも思うことは、

「障害者はいつまで健常者の発奮材料に利用されるのだろうか」

ということです。

僕も国から1級の資格を与えられた障害者ですが、

ほとんどの障害者は誰も、

他人の発奮材料のために頑張っているのではありません。

すべては、自分自身のために。

自分が生きた証を残すために、

自分をアピールするために

創作活動なりいろいろなことをしているのです。

健常者より障害者の方が、もっとシリアスで現実的な考え方をしています。

しかし、日本のメディアは障害者を利用し利益を得ようとしています。

この国もホーキング青山さんみたいに

障害者が健常者の発奮材料になるような時代は終ったと、

世間に対して自由に好きなことを発言できる障害者が増えればいいし、

そしてそれは悪いことではないと思います。

ホーキング青山さんのHP





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