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2002年04月12日(金) いい塩梅(あんばい)。

セで愛する阪神は10勝1番乗り〜♪

パで愛するロッテは開幕から10連敗です・・・。(涙)


5月のComic City in神戸に向けて、

グッズなどを製作中です。

で、今、BGMにしているのが、

たまのライブビデオ。

『温故知新』のさんだる編とひるね編です。

市販はされていません。

たまHPだけの通販です。



このライブは、過去に発売されたアルバムを(現在10枚出ています。)

古い順に、演奏していく実験ライブです。

やっぱり、なんでもありで、たまのライブは面白いな〜。

最近たまのライブに行ってないので、久しぶりにまた行きたくなってきました。

しかし、このバンドは1曲ごとに使う楽器が変わるので、大変でしょうね。

ギターの知久さんは

ギター、マンドリン、ウクレレ、バンジョ。

ベースの滝本さんは、

ベース、コントラバス、チェロ、ピアノ。

ランニングの石川さんだけ、
パーカッションとオモチャの楽器と縦笛だけ(笑)

(「海にうつる月」の時だけ、オルガンも弾く)

柳原さんが脱退してからは、

サポートキーボードの人がいますが、

その人も、ピアノ、オルガン、アコーディオン、ピアニカ、

シンセサイザー、プロンプターなど1曲ごとに大忙し。


「方向音痴」作詞・作曲:知久寿焼

♪ギロチンにかけられた
人魚の首から上だけが、
人間だか人魚だかわからなくなっちゃて、
知床の海に身を投げちゃった夜だよ〜♪


「ウララ」 作詞・作曲:石川浩司

♪窓の外はキューピー敷きつめられた野原
ペリカンせっけんのエントツ黙って立ってるよ〜♪


「ワルツおぼえて」 作詞・作曲:滝本晃司

♪パリの女のため息のそば
口紅も煮込む朝のスープ
きれいな色♪

たまの歌は無国籍。

その日本語だけで綴られた摩訶不思議な歌詞と「へんてこ」サウンドは、

聴けばたちまちボクラをどこか懐かしい場所、異国、夢の世界に連れていってくれるのです。

気がつくといっしょに歌っていて、

作業の手がストップしていたり(苦笑)

どこかで聞いたオリジナリティーの無い、

どれを聞いても同じ曲にしか聞こえない歌しか作れない

金太郎飴な歌手ばかりの昨今、

たまだけは、2つとして同じ曲がありません。

音楽の基礎を充分知っているからこそ出来る

心が豊かになるサウンド。

彼らは昔から1歩も2歩も進んだ世界に居るんだと思います。

やっぱり年月が経過しても、いいものはいい。

そこに流れてるものは変わらないんだなって思います。

きっと、20年経っても30年経っても聞きつづけていることでしょう。

たまブームの当時、たまを聞いていてた人も少なくはないはず。

そして、この日記を読んで、なぜかワクワクしたら、

その人には、たまの種がしっかりと残っている証し。

今日か明日かはわからないけれど、

きっかけさえあればきっと素敵な芽が出るはずです。


↑ぽかぽか陽気で眠い。





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名塚元哉 |←ホームページ