明日、『ハリーポッター』の映画が公開される。(僕はそれより、W杯の抽選の方が気になっている。)新聞のTV欄でも“ハリーポッター”の文字を見ない日はない。ニュースやワイドショーでも連日特集を組むぐらいだ。グッズの売上げもスゴイらしい、驚いたのは、作中にフクロウが出てくるのですが、ペットショップにフクロウの問い合わせが多いとか。さすが、ここまでくると呆れるばかりだ。日本人お得意のみんな踊らされているのか?を判断するためこれは本を読んで見なくてはと思っていたら、TV『世界不思議発見』で作者が出ていて、寄付の話をしていた。100億も印税が入るのに、微々たる額で、偉そうに寄付した事を話しているので、これにカチンとくる。「あんた、苦労したんなら同じ境遇や弱い人の事が分かるだろうが。100億あるなら、10億ぐらい寄付してもええんとちゃうの?」と思わずTVにつっこむ。こんな奴の本は絶対に買うものかと決意。で、どうするか迷う。図書館で借りるのははかなり先になるし、周りの友人で読んだ話は聞いた事がない・・・そうだ!近所の友だちのSさんなら読んでいるかもと聞いたところ、ビンゴ!正解でした。一挙に3巻貸していただきました。(Sさんありがとう!できるだけ早く読むようにするね。)借りたのは昨日でしたが、忙しく読めず、今日の夕方、少し時間が空いたので、読んでみる。う〜ん、前半はなんか有りがちな話だ。文章はなかなか面白い。これは翻訳家のセンスがいいのか?この言葉遊びは、僕の好きな作家寺山修二の童話とよく似ている。話が進むにつれ登場人物が増えて、だんだん頭の中がごっちゃになる。これは映画で観たほうが面白いかもとさえ思えてくる。読み始めてから、1時間ほど過ぎ、第14章に差し掛かったところで、急に片頭痛に襲われたので今日はここまでしか読んでいない。正直に言うと先が気になる物語ではある(笑)。