今日は待ちに待った鈴木重子さんのCD『My Best Friends』の発売日である。鈴木さんはいま、音楽に関心のある人たちに圧倒的に支持されているヴォーカリストだ。(昨年のKDD「Project 001」CFに宮沢和史氏(The BOOM)と出演した事で、知っている人もいると思います。)デビューライヴがニューヨークのブルーノートしかも日本人で始めて名門の舞台に立ったので、ジャズ・ヴォーカリストとして紹介されることが多いのですが、今回のCDを聴くかぎり、すでにジャズの世界を超えている。だから、僕はあえてヴォーカリストと呼ぶことにする。このCDも聴いてるだけで、気分がすごく落ち着く。以前、NHKの番組で「お風呂に入っている時の、あのホッとする感じがする歌声」と言っていたのですが、まさにその通りである。僕はイラストを描く時には鈴木さんのCDは欠かせないアイテムなのです。出会いは1年前に友人からプレゼントされた『ジャスト・ビサイド・ユー』からで、これを聴きながら原稿を描いていると精神が安定するのか、さくさくと作画作業が進むのでした。それからは鈴木さんのCDを聴かないとなんだかイマイチ筆が進まなくなってしまいました。鈴木さんのCDは買っておいて損はないので、皆さんも一度、聴いてみて下さい。明日は『徹子の部屋』に出演されます。歌も聴けるし、あの独特のしゃべり方や振る舞い慎ましい笑顔を見れるので、非常に楽しみです。