白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2008年05月29日(木) まわしだっこ

昨日、娘を連れて公園に行ったら小学生に取り囲まれてしまった。

娘をシーソーに乗せて遊んでいたら、小学2年生くらいの女の子がやってきて「赤ちゃん抱っこさせて」と。なんでも、じぶんちにも赤ちゃんがいて抱っこは慣れているから抱っこさせて欲しいと。見ず知らずの小学生に娘を抱っこしてもらうのは少し抵抗があったけれど、姉妹がいたら当たり前にしてもらっているだろう事だと思い「いいよ」と言うと、その辺にいた小学生達が「私も。僕も」と集まってきてしまった。

最初に言い出した子は家でお姉さんなだけあって「じゃぁ、順番に抱っこさせてもらおうよ。並んで、並んで」と仕切ってくれた。そんなこんなで娘、まわし抱っこ。(もちろん、落っことされたら困るので私が手を添えていた)赤ちゃんがいて抱っこは慣れていると言った子は流石に手慣れたものだったが、赤ちゃんなんて初めて触る子もいて、娘は吃驚…と言うより、むしろ迷惑そうに抱っこされていた。

娘は今のところ一人っ子。毎日私と2人で過ごしていて、ややもすれば過保護になりがち。人と関わりを持つのが苦手な子に育ってもらいたくはないので、出来るだけ外に連れ出すようには心がけている。今までは毎日、家の前で遊ぶ集団に混ぜてもらってたりはしていたし、近所の人に抱っこしてもらう事はあったけれど、子育て慣れした大人ばかりだった。年上のお姉ちゃん、お兄ちゃんに抱っこしてもらうのは、もしかすると娘は楽しく無かったかも知れないけれど、いい経験をさせてもらったと思う。

子供は子供の中で大きくなるものなのだなぁ。

子供ながらに「自分より小さい子のお世話がしたい」と思ってるだなんて、ちょっと面白い。これは種を保存しようとする動物の本能なのだろうか。赤ん坊は大事にされるようなシステムが自然と用意されているだなんて。

ちょっと面白い経験だった。これからも、こういう機会があると良いのだけれど。娘はこれから人の中で生きていかなければならないのだから、人好きな子に育って欲しいと思う。そのためにも出来るだけ、人と接するチャンスを増やしてやらないとなぁ……なんて事を思いつつ、今日の日記はこれにてオシマイ。


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