白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2003年06月20日(金) 携帯不携帯。

今朝は携帯電話を持たずに出勤してしまった。
携帯不携帯……思わずオヤヂギャグを呟いてハッと我に返った朝だった。

よくよく考えてみれは携帯電話が無いからって困るこは意外と少ない。

私の場合は仕事で携帯電話を利用することがないので純粋な私用電話である。
私。PCでのメールのやりとりは基本的に大好きなのだが
携帯に文章を打ち込むのは面倒臭くて、ちょっと苦手なだ。
なかなか会えない人と、ちょっと連絡を取るには便利だと思うけど。
そして浮いた話のない今は、毎日電話を掛けてくれるような相手がいる訳でもない。
仮に相手がいたとしても「毎日」となると、これまたウンザリするのだが。
そんな訳で電話として使用することも、あまりないのだ。
自宅の電話と同じくらいの頻度では使っているが
毎月、通話料のパックから足が出ない程度にしか使っていない。

書き出してみると、つくづく「携帯電話なんて無くてもいいかも」と思ってしまう。

便利といえば便利なのだ。
チケットだの、航空券の予約だのも携帯電話で出来てしまうし
映画の時間も、乗り換え案内も、お天気だって調べられるし
待ち合わせの時には、これ以上ないお助けアイテムだし。
だけど、ソレも、コレも、アレも、無かったからって生きていける。
「いっそ持たなくてもいいかも」と思うのだが今さら解約するのもナニだし。
なんとなく惰性で持っている……という感じ。
「面倒だ」なんて言っても、1通の携帯メールに助けられたこともあるのだから
あながち「いらないもの」って訳でもないんのだろうな。うむ。

同僚に「今日は携帯不携帯」と話をしたら「不安だよねー」との返しがきた。
私は携帯電話がなくたって不安感は感じないのだが
同僚は、携帯を家に忘れたりしたら、不安で不安でたまらないと言う。

便利な道具というのは人間を弱っちぃものにしてしまうのだなぁ。
……なんて偉そうなことを書いてみた訳だが、私はPCがないと不安かも。
この4年半、旅行をを除けば毎日PCと向き合ってきたので
実際問題として「PCがない」ってことは、もはやありえないのだけれども
「もしもPCがなかったら」とシュミレーションしてみるだに……
私にとって無いと困るもののナンバーワンは、ぶっちぎりで「本」だけれど
PCだって、本に迫るほど「無いと困る」に違いない。

ま。本もPCも携帯も電話も突き詰めていけば、無くても生きていける訳で
そ〜ゆ〜ことを改めて考える必要は無い訳で
要するに今日は「忘れ物からはじまった1日」だった……って訳で

日記の流れとはなんら関係ないけど、紫陽花が花盛りで美しい。
やたらと青紫系の紫陽花が多いのは日本の土壌が影響しているらしい。
土が酸性だと青い花。アルカリ性だとピンクの花が咲くのだとか。日本の土は弱酸性。
アルカリ性の土と、ピンクの紫陽花を探すのを梅雨の目標にしようかな
……ってことで今日の日記は、これにてオシマイ。


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【同月同日の過去日記】
2002年06月20日(木) 妹な1日。ご機嫌な1日。

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