タスマニア旅行へ行ったペンフレンドから『マンゴーの蜂蜜』をいただいた。
蜂蜜といえば、レンゲがポピュラーだけど、色々な種類があるのは知っていたし
実際に、タンポポだの、カトレアだの蜂蜜は食べたことがあるのだが
マンゴーの蜂蜜を食べるのは生まれて初めてのこと。
どうやって食べようかと考えた末、トーストにつけて食べてみた。
美味しい! すんごく美味しいぢゃないか!
流石にマンゴーの味こそしなかったが、ものすごく個性的な味だった。
香りからして、ぜんぜん違うのだ。
ジャムのふたを開けたとたん、強烈に甘い匂いがして驚いたのなんのって。
いまだかつて嗅いだことのない、濃厚な甘い匂いにクラクラしてしまった。
なにやら女の扱いを知り尽くしたジゴロのような雰囲気が……
「俺、南国育ちなんだ。舐めてみるかい? お嬢ちゃん」
その香りだけで、充分に「南国育ち」だってことが分かるほど。
そして女性の甘さというより、男性の力強さを感じさせるしっかりした味わい。
飲み物に入れたり、甘いホットケーキにかけて食べるには濃厚過ぎるが
パンにつけたり、ヨーグルトに混ぜて食べると良いだろう。
これは、ひとつプレーンヨーグルトを買ってこなくては……
友人にも勧めてあげたいと思って
日本でも売っていないかと検索してみたが発見できなかった。
もしも南の島方面へ遊びに行く人がいたら、おねだりしてみよう。
まさかタスマニア限定ということもないだろうし。
久しぶりに大ヒット食品に出会えて嬉しくてたまらないのだが
簡単に手に入りそうにないあたりが、ちょっと残念である。
日本でマンゴーの蜂蜜を売っているお店をご存知の方がおられましたら
ぜひぜひ、ご一報くださいまし。
マンゴーの蜂蜜を味わった興奮を書いてみたところで
今日の日記は、これにてオシマイ。