白い木蓮の花の下で  

    〜逝くときは白い木蓮の花の下で〜

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引越し先 白い木蓮の花の下で


2002年08月25日(日) オニヤンマを目撃。興奮した朝。

今朝は奈良盆地の、某駅ホームでオニヤンマを目撃した。
オニヤンマとは、トンボの中のトンボ。
トンボの王者と呼ぶに相応しい、それはそれは立派なトンボである。
でっかい身体でもって、悠々と飛ぶオニヤンマをみて、私は……

にわかに興奮してしまった。

子供の頃、私はトンボを捕るのが大好きな子供だったが
主力はアカトンボ、シオカラトンボという小さいヤツらばかりで
ギンヤンマ、キンヤンマは、大物。
オニヤンマなんて、それこそ超・大物だったのだ。
ちなみに私は生まれてから1度もオニヤンマを捕まえたことがない。

虫捕り網と籠を持っていたらば……
出勤途中でなかったなら……
あの大物を捕まえることが出来るのに!!
湧き上がる衝動を抑えながら、私はオニヤンマが去っていくのを見送った。

もちろんオニヤンマを捕まえたからって
私は死体&死骸が大の苦手なので、標本にする訳もなく
だからって、虫を育てる趣味もないので
たぶん「捕まえた」という満足感を味わったら逃がしちゃうのだろうし
逃がしちゃうなら、捕まえる必要はないような気がするのだが
それでも、この手で捕まえてみたかったなぁ〜〜
↑遠い目をしてみたり。

ちなみに、オニヤンマ目撃現場で興奮していたのは
私と、幼稚園児と、50歳くらいのオヤヂの3名だけだった。
幼稚園児は「わぁ。すげ〜。デッカイ、トンボ〜」と大騒ぎしていた。
50歳くらいのオヤヂは、見ず知らずの幼稚園児に向かって
ボソッと「オニヤンマや…」と呟いていた。
私は、ムッツリ・スケベのごとく1人でドキドキ感を満喫していた。
もしかしたら、他にもムッツリと喜んでいた人がいたかも知れないが
恐がって逃げてしまった人も数名いた。
オニヤンマはデッカイだけに、ちょっと恐いってのも分かる気はする。

昨日に引き続いて、今日も生き物ネタである。
なにも私は生き物観察をしに奈良盆地へ出かけている訳ではないのだが。
うひょひょ。今日はいいもんを拝めてラッキーだった。
地味に暮らしていても、それなりにイイコトは飛び込んでくるらしい。
ビバ・奈良盆地!

興奮していないで、お風呂に入って早く寝よう。
明日も奈良盆地歩かなきゃならないのだし。
……ってことで、今日の日記は、これにてオシマイ。


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