2009年08月12日(水) |
魚屋の娘の嫁入り道具 |
嫁入りネタも解禁ということで。
最近母が嫁入り道具を買うのに夢中です。 とはいえこの不況でお金がないので、 お玉やらザルやら買ってきて喜んでます。 楽しそうなので好きにしてもらってます。
そんなある日、家に帰ると板が玄関に立てかけてありました。 胸ぐらいある高さで厚みは7センチぐらい。 なんじゃこりゃ…もしや…まな板か?
父が買ってきたまな板でした…。
父曰く、魚屋の娘だからまな板はいちょうでないと、 というわけわからん理論でした。 相変わらず薀蓄を話す父が教えてくれましたところ…
まず、木のまな板は包丁にやさしいらしい。 弾力性があるので包丁を痛めないから、 料理人は木のまな板を使用するんだそうな。 使いこんで真ん中が凹んでもカンナをかけて長く使うらしい。
そして檜などは木の匂いがするから、食べ物に匂いが移る。 いちょう・柳の木などは木の匂いがせず、 水はけもよく、いちょうはまな板に適材なんだとか。 料理人の間ではいちょうのまな板は人気が高いらしい。
個人的には木のまな板を使う気は微塵もなかったのですが、 (だって場所取るし重いし、カビそうなイメージだし… あくまでイメージであってカビたまな板を見たことあるわけじゃない プラスチック樹脂製で除菌加工済み、的なイメージだった) 嫁入り道具として持たされそうな感じです。
…父よ、私に料理を期待するのか…? まな板だけ立派でもねぇ(笑 ←お前が頑張れ
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