2007年06月12日(火) |
ものの数分の出来事でしたが、泣いた |
今起こったことをありのままに話すぜ…。
わが社は草むらが近くにあるため、 色々な虫が社内に入り込むんだ。 昨日はカマドウマがいた。
そしてさっき、そこには、 りっぱなトカゲがいたんだよ、 尻尾のとても長く、美しいトカゲが…。
知ってるよな、爬虫類大好きだって。 すばやい動きに素手では無理だと思い、 かごを駆使し保護したんだ。 すぐに逃がしてやればよかったが、 電話が鳴ったため一時的に離れたんだ。
その後、一生懸命トカゲを愛でていたんだ。 写真をたくさん撮ろうと頑張ったけど、 逃げようとするトカゲになかなかシャッターチャンスは訪れなかった。 このまま飼いたいなと思うぐらいだったよ。
一瞬の隙を見てかごの網目から逃げ出そうとしたんだ。 救おうとしたのにこれでは逃げられて、 殺されてしまうと思った私は、慌ててかごを被せたよ。
そして初めて見たんだ…
トカゲの尻尾切りを…
私は泣いたよ。 立派な尻尾だったのに…。 私が愛玩したせいでこんなことに…。 すぐ逃がせばよかった…。
尻尾は懸命なぐらいにぴちぴちと跳ねていたよ。 そんなに跳ねなくても、 私はそっちが狙いじゃないんだから、 目をひきつけなくていいよ。
泣きながら謝りながらすぐ外に放してやったよ。
トカゲの血も赤かった。
自己嫌悪…。 再生するんだよね?でも、他の敵に襲われたら、 しばらく尻尾使えないよね…。 強く生きてください。
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