メル子的日々思想

2001年12月15日(土) パンドラの鐘

うちの大学の演劇部・演劇研究会合同師走公演
「パンドラの鐘」を観に行った。

実は演劇というものを観るのは初めてで、
舞台の上で実際役者が動いているのを観るのも初めて。
高校の時、友達に誘われて
とある高校の演劇部の公演を観たような記憶もあるけれど…。
でもそれは友達がやってたものだから、
ちょっと身内的感情があったと思う。

なぜこの演劇を観るようになったかはさておき、
とにかく自らの意思でチケットを買いに行き、
裏のチケット番号がNo.00006だったことに驚いた。

お友達を誘って、寒い中観に行くとなんと、
整理券を配っていた。
舞台が出来ていないのか、
30分遅れるということだった。

そのあたりの不手際はあったものの、
公演自体は非常にいいものだった。
クオリティとか、そういうものはわからなかったんだけど、
とにかくすごさが伝わってきた。
舞台はバタバタと慌てたところはなかったし、
これだけのものをイチから作るということは
ものすごい努力が要るんだろうなぁ、と思った。
そして、一つのものを作るって、
努力の成果を発表するって、
とっても感動することなんだな、と思った。
本人達、ものすごく感動しているんだろうけど、
その感動がこっちに伝わっているんだ、と、
そう思った。

そして、悔しくなった。
私は大学に入って何に情熱を燃やしただろう。
何でもいい、何か一つ事をやっておけばよかった、
と後悔した。
うらやましかった。純粋に。

あ、そうそう、ストーリーも、
全く予想してないって感じで、
まさかこうなるかっていう感じで、
とにかくよかったと思ってるんですよ。

これからはどんどんこういうものを観に行こうと思った!
そんなちょっと充実した日。
精神面では痛かったけど…


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